2024年8月2日
株式会社メタリアル
株式会社MATRIX
【ガウシアンVR】不動産仲介湘南No.1明治地所との試験運用開始 ～スマホ動画から最短数十分で自動生成。不動産業の人手不足対策にも～ メタリアル・グループ 株式会社メタリアル（本社：東京都千代田区代表取締役：五石順一）の子会社で、AI技術を活用したリアリティ・メタバースおよびデジタルツインの開発を行う株式会社MATRIX（本社：東京都千代田区代表取締役：五石順一以下、MATRIX）は、昨今話題の3D化技術（Gaussian Splatting、以下、3DGS）を用いた不動産内見VRソリューション「ガウシアンVR」において、明治地所株式會社（以下、明治地所）と業務提携に合意し、試験運用を開始することを発表しました。
説明動画
https://www.youtube.com/watch?v=oJBUQgvfgxg これまでの不動産内見VRでは、パノラマ画像の繋ぎ合わせが主流で「数メートル間隔の点移動」しかできない制約がありました。【ガウシアンVR】では[GaussianSplatting]の技術を活用して、物件を空間丸ごと3Dで構築し、室内を自由に歩いて内見できます。しかも、専用機材が不要で、一般のスマートフォンの動画撮影だけで完了する、画期的なソリューションです。動画をアップロードして最短数十分でAIが自動生成します。
これからは、複数物件を移動して回る案内業務や内見立会い業務の手間が大幅に軽減され、ユーザーは担当者に遠慮することなく好きなだけ店頭で内見することが可能になります。
今回の提携により、明治地所では、候補店舗を選定し、店頭での業務活用に向けた取り組みを開始します。今後、顧客への対応における課題や顧客からの更なる要望などの共有を受けて、年内にリリースを予定している「ガウシアンVR正式版」の開発に反映します。
不動産業に不可欠だった内見業務・案内業務をVRゴーグルで劇的に革新するソリューションで、不動産業界における人手不足問題対策のみならず、物件オーナー・元付業者・客付業者・エンドユーザー、全ての立場にメリットを提供します。
https://www.matrix.inc/gvr-intro-01 MATRIXはデジタルツイン・メタバース・生成AIなどの最先端技術を用いた開発を行っており、今後も様々な業界に対して開発技術の提供を行うことで、パートナー企業とともにチャレンジし続けます。
【導入に際してコメント】明治地所インターネット部次長鈴木氏
当社ではIT部と専任の担当者を設置し、VRの類似サービスにも知見を有しています。このサービスでは文字通りの自由歩行と自由視点で内見ができ、それがスマホ一つで撮影からガウシアンVRの生成まで完結できるのは驚きです。正式版の開発進捗と実用化に向け大いに期待しています。想定している運用シーンは、案内（客付け）業務の効率化に加え、売主にとって大きな負担となる内見立会に活用できれば、売主にとって大きな助けとなるため媒介取得にも活用できればと考えています。
【開発者コメント】株式会社メタリアルCTO米倉豪志
『GaussianSplattingは、空間を高速演算で3D出力する画期的なAI技術です。同技術を、当グループMATRIXの長年のVRコンテンツ制作の実績と融合することで、VR技術のB2B活用の道が大きく拓かれました。私たちは、ガウシアンVRのパイオニアとして、技術の高度化と多様な産業適用で社会に貢献してまいります。』
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.metareal.jp/download/2024080201.pdf