2024 年 7 月 16 日
東邦亜鉛株式会社
(開示事項の経過)
連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益計上見込みに関するお知らせ
当社は、2024 年 5 月 14 日付で「連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益計上見込みに関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、当社資源事業において保有する豪州エンデバー鉱山操業子会社(Cobar Operations Pty Ltd(エンデバー鉱山鉱区保有会社。以下 COPL 社)及び Endeavor Operations Pty Ltd(エンデバー鉱山操業管理会社。以下EOPL 社))の株式を譲渡する契約を豪州証券市場(以下 ASX)の上場会社であるPolymetals Resources Ltd(以下 Polymetals 社)の 100%子会社の Cobar Metals Pty Ltd(以下 Cobar Metals 社)と締結しておりますが、今般、当該契約における前提条件が充足されたことに伴い 2024 年 7 月末を目途に取引が成立することとなりましたので、お知らせいたします。
また、本取引の成立により、特別利益を計上することとなりますので、あわせてお知らせいたします。
記
1.事実の概要
鉱山ポートフォリオの見直しの一環として、2020 年初から休山に移行していた豪州ニューサウスウェールズ州にあるエンデバー鉱山について、同鉱山権益等を保有する当社の連結子会社である豪州鉱山会社CBH Resources Limited(以下 CBH 社)の 100%子会社である COPL 社と EOPL 社を譲渡する契約をASX 上場の資源会社 Polymetals 社の 100%子会社である Cobar Metals 社と 2024 年 5 月 14 日に締結しました。
当該契約における前提条件としてPolymetals 社の株主承認が必要となっておりましたが、本日、同社臨時株主総会において承認が得られたことから、かかる前提条件が充足され、豪州当局への届出の後、2週間の通知期間を経て、2024 年 7 月末を目途に本取引が成立することとなりました。
本取引の成立により、COPL 社の親会社となる Polymetals 社が州政府に対して鉱山の原状回復を行う実質的な義務を負うことになります。一方、当社は現在差し入れている環境保証を譲渡後も引き続き最長2 年間継続しますが、当該契約締結時点での環境保証の金額が上限となります。したがって、当社としては、本取引により同鉱山の管理義務及び閉山時に当社自らが実質的に原状回復を行う義務自体から解放され、将来の追加負担の可能性も抑制できることになります。
また、本取引の成立により、当該子会社の株式譲渡にかかる売却益約18 億円を特別利益として計上することとなります。
2.当社業績に与える影響
上記の特別利益は、2025 年 3 月期第 2 四半期の連結決算において計上することとなります。なお、2024年度連結業績予想につきましては、現在策定中である事業再生計画とあわせて、まとまり次第、すみやかにお知らせいたします。
以上