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最終更新時刻:17時11分

サプライチェーン・ファイナンスの取り扱い開始について

2024/08/02  イオンフィナンシャルサービス 株式会社 

2024年8月2日
イオンフィナンシャルサービス株式会社
株式会社イオン銀行

サプライチェーン・ファイナンスの取り扱い開始について
~商業と金融の融合による強みを活かし、企業の早期資金化を支援~


イオンフィナンシャルサービス株式会社(代表取締役社長:藤田 健二)の子会社である株式会社イオン銀行(代表取締役社長:小林 裕明、以下、当社)は、お客さまの資金調達 ニーズにお応えするため、2024年8月2日(金)より、商業と金融を融合した新しい 「サプライチェーン・ファイナンス」の取り扱いを開始いたします。

当社は、多様化するお客さまの資金ニーズへ対応するため、イオングループの企業と サプライヤーさまとの間で発生する商取引情報をタイムリーに取り込み、融資申込に利用できるデータに加工することで、サプライヤーさまへイオングループからの受注段階で ご融資する「発注書ファイナンス」を開発いたしました。

本サービスは、株式会社NTTデータが提供する、企業間での情報活用を推進するプラットフォーム(iQuattro(R))上に構築したシステムを利用し、イオングループ企業の持つ日々の膨大な発注データをお客さま毎、入金予定日毎に集計し、融資取引に利用することを実現 させました。

これにより、サプライヤーさまは、法人向けインターネットバンキングから簡単に融資の申込みが可能となり、原則、無担保・無保証かつ低金利でお借入れいただけます。また、 全業界平均支払サイトが60日程度※のところ、本サービスを利用すると受注から最短 3営業日で資金を受領することが可能となり、サプライヤーさまの資金効率の最適化が 図れるものと考えております。

このたび、イオングループで近畿地区を基盤にスーパーマーケットを展開する株式会社光洋(代表取締役社長:平田 炎)のサプライヤーさまを対象に本サービスの提供を開始し、 今後は他のイオングループ企業にも取り扱いを拡大して、全国のサプライヤーさまへ支援を広げてまいります。

さらに、イオングループの物流や産地等の多様な商流データの活用について検討を進め、金融サービスの拡大だけでなくCO2削減への貢献等、商業と金融を融合したサプライ チェーン発想での独自価値の創造を目指します。

これからも当社は、幅広いステークホルダーの企業価値向上や、課題解決に資するソリューションを積極的に開発・展開することで、持続可能な社会の実現に向けて取り組んで まいります。

※ 参考:中小企業庁 令和3年3月公表「約束手形をはじめとする支払条件の改善に向けた検討会
報告書」P7「3.1.2諸外国と比べて長い我が国の支払サイト」
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/shiharaikaizen/2021/210315shiharaikaizen_report.pdf

以 上

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