鹿児島県知事選挙では若者定住促進策賛成が76.0%の賛成に。投票マッチング集計結果
7月7日投開票の鹿児島県知事選挙で、選挙ドットコム(運営:イチニ株式会社 代表取締役 高畑卓)は南日本新聞社と共同で、自分の考えがどの候補者に近いかを調べられる「鹿児島県知事選挙2024投票マッチング」を告示日の6月20日にリリースし、これまで約9000人を超える方にご利用いただきました。今回の投票マッチング利用者の年代別の割合や、利用者が重視した政策などを取りまとめ、結果を分析しました。
鹿児島県知事選挙は任期満了に伴って執行され、無所属3名が立候補し、現職の塩田康一氏が制しました。
鹿児島県の有権者が約7千回ご利用
利用者のうち、鹿児島県内在住で投票権を持つ18歳以上の利用回数は7630回でした。
性別は男性が49.8%、女性が44.9%、その他は0.4%、「回答しない」が4.9%でした。年代別では多い順に40代が24.2%、30代が22.0%、50代が20.2%でした。男性の方が女性を上回りました。
また、普段支持している政党を聞く設問で最も多かった回答は「支持する政党はない」で75.9%でした。支持政党別では、自由民主党が8.6%、立憲民主党が4.0%、国民民主党が2.5%と続きました。
投票頻度は3択で尋ね、「必ず投票にいっている」が77.7%、「たまに投票にいく」が16.6%、「投票に行っていない」は5.7%でした。
今回の投票マッチングもいつも投票に行っている無党派層に多く利用されたといえます。
若者定住促進策や最低賃金の引き上げに注目集まる!
今回の鹿児島県知事選挙2024投票マッチングは、全11問の設問分野から「重視する項目」を3つ選んでもらいました。
上位に入った項目をみてみましょう。トップは「若者定住促進策と高齢者福祉策のどちらかを優先政策とそして選ぶなら、若者定住促進策を進めた方がいいと思いますか?」と政策の優先度を問う設問で、66.1%でした。
最も関心が高かった設問「若者定住促進策と高齢者福祉策のどちらかを優先政策として選ぶなら、若者定住促進策を進めた方がいいと思いますか」では、「賛成」が50.6%で、「やや賛成」を含めると76.0%を占めました。反対(「反対」と「やや反対」)の6.5%を大きく上回りました。
次いで、「働く人の生活安定へ鹿児島県内の最低賃金897円を全国平均並みに引き上げるべきですか?」(61.7%)、「災害対策の県予算を増やすべきですか?」(36.0%)、「ドルフィンポート跡地への新体育館建設に賛成ですか?」(31.5%)、「川内原発の運転延長に賛成ですか?」(30.9%)と続きました。
男女ともに上位5項目は共通
最後にクロス集計の結果を紹介します。
県内在住の有権者が重視する項目に男女で違いがあるかを比較しました。1~5番目まで順位は異なるものの、項目は共通しました。「若者定住促進策と高齢者福祉策」「最低賃金の引き上げ」「災害対策予算」「川内原発の運転延長」「新体育館建設」に関心が集まりました。
たった5分であなたの考えに近い候補者が分かる「投票マッチング」
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