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西武グループ サステナビリティアクション TNFD開示提言に賛同し「TNFD Adopter」へ私鉄事業者として初めて登録

2024/09/20  株式会社 西武ホールディングス 

2024 年9月 20 日

株 式 会 社 西 武 ホ ー ル デ ィ ン グ ス

西武グループ サステナビリティアクション
TNFD 開示提言に賛同し「TNFD Adopter」へ私鉄事業者として初めて登録
~TNFD フォーラムにも併せて参画し、ネイチャーポジティブな社会の実現を目指します~

株式会社西武ホールディングス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長兼COO:西山 隆一郎)は、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD*1:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)が 2023 年9月に公表した開示提言(TNFD 提言)に賛同を表明し、提言を採用する「TNFD Adopter*2」へ2024 年9月に私鉄事業者として初めて登録したことをお知らせします。さらに、TNFD の活動を支援するTNFD フォーラム*3にも併せて参画します。今後、TNFD の提言に基づいた自然関連の情報開示の充実、自然関連リスク・機会の把握により一層努めてまいります。

当社グループでは、2024 年5月に公表した「西武グループ長期戦略 2035」において、長期目線での経済性・成長性と社会性の両立を目指すため、社会課題や当社の事業環境を踏まえた特に取り組むべき 6 つのマテリアリティ(重要テーマ)を新たに設定し、各種取り組みを推進しております。

生物多様性の保全や自然資本*4の維持に関しては、マテリアリティの一つである「脱炭素・資源有効活用」を中心に各種取り組みを進めております。これまでには、昆明・モントリオール生物多様性枠組の 2050年ビジョン「自然と共生する世界」の達成に向けた「西武グループ ネイチャーポジティブ宣言」の策定や、「生物多様性のための 30by30 アライアンス」への参画を行いました。具体的な取り組みとしては、社有林・里山の保全、傷ついた野生生物の救護、不動産施設周辺の自然環境整備などを進めております。

また、当社グループの取り組みは外部からも高く評価されております。一例として、生物多様性の保全が図られている区域として「飯能・西武の森」や「東京ガーデンテラス紀尾井町 光の森」が環境省「自然共生サイト*5」に認定されております。さらに、地域の生物多様性に貢献する重要な緑地として、「軽井沢72 ゴルフ」が「ABINC 認証*6 ゴルフ場版」の認定評価を初めて獲得しました。

当社グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進するとともに、TNFD 提言に基づいた更なる情報開示の充実に努めることで、ネイチャーポジティブな社会の実現を目指してまいります。

*1 TNFD
自然関連の依存度、影響、リスク、機会を評価し、情報開示を行う枠組みを提供する国際的なイニシアティブのこと。自然資本に損失を与える資金の流れを逆転させ、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を実現し、生物多様性を回復へと向かわせることを目的とする。
*2 TNFD Adopter
2024 年度、または 2025 年度において、TNFD 提言に基づいた情報開示を行う意向を表明し、TNFD のウェブサイト上で登録した企業・組織のこと。
*3 TNFD フォーラム
TNFD 提言へ賛同する機関により構成された、TNFD での議論をサポートする団体のこと。
*4 自然資本
森林、土壌、水、大気、植物、動物、鉱物など、自然によって形成される資本。
*5 自然共生サイト
「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定した区域のこと。
*6 ABINC 認証
いきもの共生事業所®推進ガイドラインの考え方に沿って計画・管理され、かつ土地利用通信簿®で基準点以上を満たし、当審査過程において認証された事業所のこと。

「西武グループサステナビリティアクション」
西武グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを 「サステナビリティアクション」として推進しています。 社会課題や当社の事業環境を踏まえて、特に取り組むべき 6 つのマテリアリティ(重要テーマ)を設定し、各種取り組みを進めています。

詳細ページhttps://www.seibuholdings.co.jp/sustainability/

以上

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