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サステナブル経営をリードする先進企業として国際会議に登壇 - 光技術とビジネス・金融の統合を目指す国際会議BFSS2024

2024/05/30  オムロン 株式会社 

オムロン、サステナブル経営をリードする先進企業として国際会議に登壇光技術とビジネス・金融の統合を目指す国際会議BFSS2024

  • 2024年05月30日

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:辻永順太、以下オムロン)は、光技術とビジネス・金融の統合を目指す、日本発の国際会議「BFSS(Business and Finance for Sustainable Society)2024)」に登壇しました。持続可能な社会を実現するために、オムロンでは科学技術とビジネスをどのように結び付けているのか、サステナブル経営をリードする先進企業として、実践事例を交え紹介しました。

パシフィコ横浜で開催されたBFSS2024


BFSSは、2012年の発足以来、毎年4月に、神奈川県横浜市で行われている光学・フォトニクスの国際会議「OPIC(Optics and Photonics International Congress)」の専門会議の一つです。近年、ESG投資やインパクト投資を含むサステナブルファイナンスが活発化している一方、大学などの研究機関や大学発のスタートアップベンチャー企業が金融資本市場を意識しきれていない現状を受けて、科学技術をビジネスや金融と結びつけることを目的としています。

オムロン株式会社の執行役員 兼 技術・知財本部長 兼 オムロン サイニックエックス株式会社社長 諏訪正樹は4月に開催された「BFSS2024」に登壇。サステナビリティ分野で著名な三菱UFJリサーチ&コンサルティングの吉高まり氏、明治大学の教授で、日経統合報告アワードの副審査委員長も務める三和裕美子氏、技術経営分野の教授である東京理科大学大学院の加藤晃氏と、「サステナブル経営の在り方」や「科学技術と金融の融合」について意見を交わしました。

サステナブル経営について語る諏訪

【オムロンの講演概要】

  • ソーシャルニーズを創造し、よりよい社会をつくるという企業理念が、オムロングループ全社員に浸透している。
  • オムロンは、長期ビジョン「Shaping the Future 2030(SF2030)」で、3つの社会的課題「カーボンニュートラルの実現」、「デジタル化社会の実現」、「健康寿命の延伸」に取組み、社会価値と経済価値を創出することで企業価値の最大化を図っている。また、「人が活きるオートメーション」、つまり、「人」の可能性や創造性を「機械」が引き出す形での価値創造を目指している。
  • オムロンでは、"Sensing"技術、"Control"技術、そして人工知能(AI)に代表される人の知恵や知見を機械に取り込む、"+Think"の技術をコア技術に据えて、それぞれを連携させながら独自技術として進化させ製品やサービスの形で社会実装してきた。近未来からのバックキャストの視点で、コア技術における注力技術領域を定め、技術開発を行い、新しい価値創出を進めている。
  • オムロンにとってROIC経営とは企業理念の実践そのもの。社員がROICを自分事として捉えられるように、身近なKPIにまで分解することで、現場に浸透させている。(「ROIC(投下資本利益率)経営」=調達した資金に対して、どれだけ効率的に利益を上げることができるのかを指標とする経営手法)

など

BFSSの議長で、光産業創成大学院大学准教授の姜理恵氏は、「オムロンは、社会・科学・技術の相互進化を捉えながら事業機会を探索し、その事業を通してサステナブル社会の実現に貢献すると同時に、自社の価値創造の取り組みを社内外に発信し、金融資本市場関係者とも積極的に対話するステークホルダー・コミュニケーション優良企業である」と評価し、「同社の取り組みは、BFSSの開催趣旨である、オプティクス・フォトニクスの最先端の科学技術を、企業経営や金融資本市場と結びつけ、持続可能な社会の構築に寄与するための具体的なアクションを検討する上で、多くの示唆を提供するものだ」とコメントしています。

オムロンは、これからも技術革新をベースに近未来をデザインし、SF2030で掲げる3つの社会的課題の解決に向けて取り組んでいきます。


<BFSS2024>
https://bfss.opicon.jp/

<オムロンが取り組む技術経営>
https://www.omron.com/jp/ja/technology/vision/

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