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全国初 高槻市が「将棋のまち推進条例」を制定

2024/09/19  高槻市  

関西将棋会館の高槻移転を契機にさらなる将棋振興を目指す

高槻市は、今秋の新関西将棋会館開館を本市における将棋振興のさらなる発展の契機とするため、将棋を通じた文化振興及び心豊かな地域社会の形成を目的とした全国初の条例「高槻市将棋のまち推進条例」を制定し、同会館が完成を迎える令和6年11月17日から施行します。


高槻市は、かつて武家屋敷が広がっていた高槻城三の丸跡から江戸時代の小将棋や中将棋の駒が多数発掘されるなど、古くから将棋との関わりが深く、将棋を通じて文化振興を図るため、平成30年9月に自治体として全国初となる日本将棋連盟との包括連携協定を締結。関西将棋会館の本市移転の実現をはじめ、タイトル戦の誘致、小学校1年生への地元産木材を活用した将棋駒配布と棋士による出前授業の実施、高槻将棋まつりの開催など数々の将棋振興の取り組みを展開してきました。
本条例は、本市が世界に誇るべき日本文化である将棋の振興に関する取り組みを積極的に推し進め、「将棋のまち高槻」として魅力とにぎわいにあふれるまちを実現し、将来にわたり持続的に発展していくことを目指すもので、基本理念のほか、市の責務、日本将棋連盟の役割等を定めています。このような内容の条例の制定は他に例がなく、全国初の取り組みとなります。
なお、条例の施行日となる令和6年11月17日は、同連盟が定める「将棋の日」にも当たり、新関西将棋会館の完成記念式典の開催日です。この記念すべき節目の日に本条例を施行し、「将棋のまち高槻」のさらなる推進を目指します。

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