IoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge」の 防爆新製品LC-EX10を提供開始

NSW、IoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge」の 防爆新製品LC-EX10を提供開始

ITソリューションプロバイダのNSW株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW）は、LiLz株式会社（本社：沖縄県宜野湾市、代表取締役社長 大西 敬吾、以下LiLz）が展開するIoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」防爆タイプの提供を本日より開始いたします。

LC-EX10は、防爆機器の使用が必要な工場などの防爆エリア（Zone2/Zone22の危険場所）でも設置可能な、LiLz Camシリーズの最新モデルです。
従来品同様、クラス最小の手のひらサイズ、電源工事・ネットワーク工事不要、低消費電力で連続動作時間が約3年などの特長を持ち、今まで導入が困難だった防爆エリア点検のリモート化に貢献します。

■「LiLz Gauge」の主な特長
型式 : LC-EX10
防爆等級 ： Ex ic IIC T6 Gc, Ex ic IIIC T85℃ Dc
周囲温度範囲： -20℃ ～ +60℃
定格 ：電池式、Um = 12.0V

・アナログメーター値の自動読み取りが可能なクラウドベースの点検AIソリューション
・クラウドサービスのため導入が早く、本体のサイズも小さく設置も簡単
・対応する計器の種類も豊富で、複数メーターの同時読み取りにも対応
・無線ネットワーク通信（LTE）に対応しているため、ネットワーク環境の整備も不要
・機械学習・画像処理を活用して、画像からアナログメーターの値を高精度でデジタル値に変換
・取得したデータはAPI機能を標準で備えているため、システムとの連携も可能

■NSWの防爆ソリューション
当社は、データの見える化、分析、データ活用など、スマートファクトリーや製造DXを実現するトータルソリューションを展開しています。これらの実績をもとに、LiLz Gaugeで取得したデータや設備情報、その他センサーデータを連携し、予知保全や生産計画のための情報高度化や省人化といった現場支援に取り組みます。
LiLz Gaugeの他に防爆ソリューションSmart Factoryシリーズとして、スマートグラスRealWearの防爆タイプ「Navigator Z1」、デジタルツイン施設管理サービス「ZeugMa」を展開しています。RealWearは、音声認識による100％ハンズフリーを実現する産業用スマートグラスです。ZeugMaは、施設の状況や環境に関するデータのリアルタイム可視化連携を目的したサービスで、LiLz Gaugeとのデータ連携が可能です。

この度、NSW様から「完全無線型 防爆対応IoTカメラ『LC-EX10』」を提供開始できることを大変嬉しく思います。今回のリリースによって、NSW様が提供するデジタルツインによる設備管理サービス「ZeugMa（ジーグマ）」の防爆エリアでの利用がさらに強力に支援されることとなります。石油化学プラントや化学プラントなどの防爆エリアで保全業務に従事されている皆様のDX実現を、防爆ソリューション提供の実績を持つNSW様とともに推進できることを光栄に存じます。

LiLz株式会社 代表取締役社長 大西 敬吾

LiLz Gaugeについて

ZeugMa（デジタルツイン設備管理）について

RealWearについて

NSWスマートファクトリーについて

1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載分野や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かし、IoT、AI、エッジコンピューティングなどの分野で新たな価値創造に取り組み、デジタル変革による社会と企業の持続的成長の両立に向け、DX実現のパートナーとしてお客様とのビジネス共創を推進してまいります。詳細はhttps://www.nsw.co.jp/をご覧ください。

・本ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。

・各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。