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統計を使ったときに残る「後ろめたさ」や「モヤモヤ感」の正体を解きほぐす! 統計スポットライト・シリーズ 第7巻『統計学再入門ー科学哲学から探る統計思考の原点ー』発行

2024/09/19  株式会社 インプレスホールディングス 


インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、2024年9月18日に、『統計学再入門−科学哲学から探る統計思考の原点−』(著者:森元良太)を発行いたしました。



●書誌情報
【シリーズ名】統計スポットライト・シリーズ 第7巻
【書名】統計学再入門−科学哲学から探る統計思考の原点−
【著者】森元良太
【仕様】A5判・並製・196頁
【本体価格】3,000円(税込3,300円)
【ISBN】978-4-7649-0707-2 C3341
【商品URL】https://www.kindaikagaku.co.jp/book_list/detail/9784764907072/

●内容紹介
本書では統計学の解析法を使って結論を引き出した後についてくる、「後ろめたさ」や「モヤモヤ感」が何に起因するのか、その要因を探っていく。「科学哲学」を使うことで、統計解析ソフトのブラックボックス化した中身について数式を極力使わずに詳述。統計学の背後にある思考の枠組みまで掘り下げ、より深く統計学を理解することを可能にしている。統計的な仮説検定まで学んできた読者の学び直し、そして統計を使い始めた初学者にとっても理解力の向上につながる充実の一冊。

●著者紹介
森元 良太(もりもと りょうた)
2003 年3 月 慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了
2007 年3 月 慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得後退学
2014 年3 月 哲学博士(慶應義塾大学)取得
2014 年4 月 北海道医療大学 講師
2019 年4 月 北海道医療大学 准教授

主要著書
『進化論の射程』(共訳,春秋社,2009 年)
『進化論はなぜ哲学の問題になるのか』(共著,勁草書房,2010 年)
『ダーウィンと進化論の哲学』(共著,勁草書房,2011 年)
『科学哲学』(共訳,春秋社,2011 年)
『入門 科学哲学』(共著,慶應義塾大学出版会,2013 年)
『確率の出現』(共訳,慶應義塾大学出版会,2013 年)
『生物学の哲学入門』(共著,勁草書房,2016 年)
『オッカムのかみそり』(単訳,勁草書房,2021 年)
『生物学者のための科学哲学』(共訳,勁草書房,2023 年)

●目次
1 統計学を使うときに抱く後ろめたさ:帰納推論
1.1 統計学的推論の中核は帰納
1.2 帰納の諸問題

2 帰納がもたらす後ろめたさへの対応策
2.1 ポパーの反証主義による対応策
2.2 ベイズ主義による対応策

3 統計思考にまつわるモヤモヤ感:誤差論的思考と集団的思考
3.1 アリストテレスの自然状態モデル
3.2 誤差論的思考
3.3 集団的思考

4 帰無仮説有意性検定を使うときに抱くモヤモヤ感:有意性検定と仮説検定
4.1 検定理論の繰り返される誤解と誤用
4.2 フィッシャー流の有意性検定
4.3 ネイマン-ピアソン流の仮説検定
4.4 フィッシャー流の有意性検定とネイマン-ピアソン流の仮説検定の違い


【株式会社 近代科学社】 https://www.kindaikagaku.co.jp
株式会社近代科学社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚浩昭)は、1959年創立。
数学・数理科学・情報科学・情報工学を基軸とする学術専門書や、理工学系の大学向け教科書等、理工学専門分野を広くカバーする出版事業を展開しています。自然科学の基礎的な知識に留まらず、その高度な活用が要求される現代のニーズに応えるべく、古典から最新の学際分野まで幅広く扱っています。また、主要学会・協会や著名研究機関と連携し、世界標準となる学問レベルを追求しています。

【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。
「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【お問い合わせ先】
株式会社近代科学社
TEL : 03-6837-4828
電子メール: reader@kindaikagaku.co.jp

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