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最終更新時刻:17時11分

ORLIB株式会社、国際興業株式会社を引受先とする資金調達実施のお知らせ

2024/08/09  ORLIB 株式会社 

地球に優しい新世代二次電池の開発と事業化を通じて持続的で活力のある豊かな社会の実現に貢献




新世代二次電池*1を開発するORLIB株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤正春)は、このたび乗合バス・観光バス・ホテルなどの事業を展開する国際興業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:黒滝寛)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。
ORLIB株式会社は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、大学発新産業創出プログラム(START)から2020年5月に生まれたベンチャー企業であり、リチウムイオン電池の技術をベースに多電子反応*2を利用した高エネルギーで、エコ・安全・低コストの新世代二次電池の実用化に取り組んでいます。

当社のコア技術である「シリコン電極の特許技術*3」は、電池のエネルギー密度を高めるものですが、特にコバルトなどの希少金属を用いないLFP電池と組み合わせると課題であったエネルギー密度を改善して資源問題がなく高エネルギーの電池となります。この電池は低コストで安定性にも優れているため、エネルギー分野における資源問題の解決や環境負荷の低減に貢献する革新的なソリューションを社会に提供できる可能性を秘めています。

今回の新しいパートナーシップが、「地球環境にやさしい新世代二次電池」の実用化に向けた取り組みをさらに加速させ、社会全体の持続可能性への貢献、国際興業株式会社の事業におけるCO2排出量の大幅な削減にもつながることを期待しています。

ORLIB株式会社について
設立:2020年5月15日
本社所在地:東京都文京区本郷5-24-1
代表取締役:佐藤正春
事業内容:持続的で豊かな社会を支える高エネルギー二次電池の開発、製品化
ウエブサイト:https://www.orlib.jp/

*1 新世代二次電池: リチウムイオン電池の次を狙う次世代二次電池として、ここでは全固体電池、改良型リチウムイオン電池、フッ化物電池などの総称として使用。
*2 多電子反応:分子単位(高分子の場合は繰り返しユニット)に複数の電子が関与する反応。電子の数に応じて多段階の反応が進行する。反応物と生成物が安定で可逆的な反応の場合は二次電池の活物質に利用することができる。
*3 シリコン電池の特許技術: 多電子反応するシリコン(容量がリチウムイオン電池負極の10倍)を安定化する技術

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