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持続成長に向けた企業変容を促すためのライフサイクルアセスメントを活用したエンゲージメントの成果分析(早稲田大学 伊坪徳宏研究室との共同研究)の開始について

2024/08/01  三菱UFJ信託銀行 株式会社 

2024 年8月1日
三菱UFJ信託銀行株式会社

持続成長に向けた企業変容を促すためのライフサイクルアセスメントを活用した
エンゲージメントの成果分析(早稲田大学 伊坪徳宏研究室との共同研究)の開始について


三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 長島ながしま 巌いわお、以下「三菱UFJ信託銀行」)は、持続可能な社会の実現に向けて、製品・サービスの原材料調達から生産・販売・廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体を通じた環境負荷を定量的に評価するライフサイクルアセスメント(以下「LCA」)の分析結果を企業とのエンゲージメントで活用し、その成果を分析していくために早稲田大学 伊坪徳宏研究室(早稲田大学 理工学術院 創造理工学部環境資源工学科)との共同研究を2024年8月より開始いたしました。

三菱UFJ信託銀行は、お客さまからお預かりした大切な資産を長期的且つ安定的に増やしていく運用を行っています。気候変動や生物多様性をはじめとした様々な環境問題が複雑に絡み合い、これら問題の同時解決の難易度が高まっている状況においては、企業のライフサイクルのホットスポット(重大なESG課題)を定量的に特定し、LCAの分析結果を企業と共有するとともに企業の課題解決の取り組みを推進・支援していく重要性が高まっています。

当社は、機関投資家として、日本におけるLCAの研究活動を牽引する伊坪徳宏研究室との共同研究により、投資先企業のLCAの分析結果を実際の企業とのエンゲージメント実務で活用し、その成果の分析を行うことにより、企業とのエンゲージメントの質の向上に尽力し、企業の課題解決と持続成長の両立に貢献することを目指していきます。この共同研究で行う、企業のライフサイクル(ホットスポット)分析を企業とのエンゲージメント実務で活用し、その成果を分析する取り組みは、本邦運用機関として初めてとなります。

この共同研究は、持続可能な社会の実現に貢献していくために、早稲田大学 伊坪徳宏研究室が行っているLCAの研究活動を拡充し、金融における環境評価の活用を加速化していくことを目的に締結されたものでもあります。この共同研究では、三菱 UFJ 信託銀行が長年にわたり培ってきたスチュワードシップ活動の知見とノウハウを提供することにより産学共同の推進と LCA 研究活動のさらなる進展に貢献していくことも目指しています。

以 上

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