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最終更新時刻:17時11分

佐賀県武雄市における系統用蓄電池事業への出資・参画について

2024/07/11  大阪瓦斯 株式会社 

~系統安定化ニーズの高い九州エリアにおける系統用蓄電池の取り組み~

 大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、本社:大阪府大阪市中央区、以下「大阪ガス」)は、みずほリース株式会社(代表取締役社長:中村 昭、本社:東京都港区、以下「みずほリース」)、JFEエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)、九州製鋼株式会社(代表取締役社長:清本 邦夫、本社:福岡県糟屋郡)の3社と共に系統用蓄電池事業を実施します。  今後4社(*1追記)は武雄蓄電所合同会社に出資を行ない、系統用蓄電所(以下「武雄蓄電所」)の2025年度中の運転開始を目指します。また、大阪ガスが系統用蓄電池事業に出資・参画するのは千里蓄電所*2についで2件目となります。


 近年、再生可能エネルギー(以下「再エネ」)の導入拡大に伴い、再エネの出力変動を補完できる蓄電池に注目が集まっています。特に太陽光発電をはじめとする再エネ電源の多い九州エリアでは、天候により電力の需給バランスが大きく変動することから、電力系統の安定化に寄与できる蓄電池の重要性が高まっています。
この度、大阪ガスがこれまで培ってきた電力トレーディングの知見を活かし、3つの電力市場(卸電力市場・需給調整市場・容量市場)での取引を通じて、武雄蓄電所の蓄電池を充放電することにより電力系統の安定化に寄与します。

 Daigasグループは、2023年3月に発表した「エネルギートランジション2030」等に基づき、2050年のカーボンニュートラル実現を目指しています。蓄電池は再エネの導入加速と電力系統の安定化に貢献する電源と捉え、今後も蓄電池事業の拡大を推進するとともに、社会課題である脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。

*1(2024年7月12日追記):武雄蓄電所合同会社への出資者は“2.会社概要”に記載の通り
*2:伊藤忠商事、東京センチュリーとの系統用蓄電池事業の実施について~補助金を活用した当社初となる系統用蓄電池事業への本格参入~(2023年6月発表)
https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2023/1764537_54087.html

1.事業概要

*3:エムエル・パワー株式会社は、みずほリースの100%子会社
*4:地権者は、清本鉄工株式会社(九州製鋼の親会社)および清本運輸株式会社(清本鉄工株式会社の子会社)

2.会社概要
<武雄蓄電所合同会社>


<大阪ガス>


<みずほリース>


<エムエル・パワー株式会社>


<JFEエンジニアリング株式会社>


<九州製鋼株式会社>

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