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最終更新時刻:17時11分

ホットリンク、Xと共同で「ダイエット」に関するXでのクチコミや検索行動を調査【第2回】

2024/10/07  株式会社 NOVARCA 

~「ダイエット×骨格タイプ」での検索行動は増加傾向~

SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役:内山幸樹、以下ホットリンク)は、Xと共同で、ダイエットに関するXでのクチコミや検索行動に関する第2回目の調査を行いました。

ホットリンク、Xと共同で「ダイエット」に関するXでのクチコミや検索行動を調査【第2回目】

※本調査では、リポストや返信なども含めた全ての投稿を「言及数」、リポストや返信を除いたオーガニック投稿を「UGC数」と表します。


1. 調査概要
目的:ダイエットに関するインサイト発掘
手法:(a)Xの投稿データ分析 (b)Xの検索行動データ分析


2. 調査内容
(a)Xの投稿データ分析

第1回目の調査結果を踏まえ、今回も「ダイエット」に関する具体的な動向を把握するため、ユーザーのより強い意図や熱意を反映した「痩せる」というキーワードのUGC数の推移を分析しました。

■2023年6月1日~2024年8月31日の「痩せる」を含むUGC数の推移

2023年6月~2024年8月の「痩せる」を含むUGC数の推移

対象メディア:Xデータ(10%サンプリングデータを利用。記載の数値は10倍表記)
抽出キーワード:痩せる
対象期間:2023年6月1日~2024年8月31日
※インセンティブ目的の発信や、自動投稿を活用した発信と思われる投稿は可能な限り排除しています

調査の結果から、2024年6月1日~2024年8月31日も第1回目と同様に下記傾向が見られました。

大型連休による影響:
「痩せる」に関するUGCは、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの大型連休明けに増加傾向を示します。一方で、連休中は投稿数が減少する傾向にあります。


■2024年6月1日~2024年8月31日の「痩せる」を含むUGC数の推移

2024年6月~2024年8月の「痩せる」を含むUGC数の推移

(b-1)Xの検索行動データ分析
2024年6月から8月の「ダイエット」を含む検索キーワードを抽出し、各月の上位100個のキーワードを以下の10のカテゴリに分類しました。そして、月ごとに各カテゴリの比率を調査しました。

2024年6月~8月の「ダイエット」を含むXでの検索キーワード

(b-2)「ダイエット×骨格タイプ」の検索行動からわかるユーザーの思考
ユーザーは「自分に合ったダイエット方法」を探しています。

2024年6~8月の「ダイエット」を含む検索キーワードの中で特徴的なのが「骨スト ダイエット」などの、骨格タイプを含んだ検索行動でした。骨格タイプとは、主に女性の間でファッションのコーディネートの参考にするために使われる理論です。生まれ持った身体のラインや特徴から「ストレート/ウェーブ/ナチュラル」の3タイプに分類されます。

近年では「骨格タイプ」のように、自分をカテゴライズする診断が流行っています。代表的なものに「パーソナルカラー診断」があり、「私は〇〇な人物」ということを、診断結果を用いて「カテゴリー」で語ることが当たり前になっています。ダイエットに関する検索行動にもこの傾向が現れていることが、新しいインサイトだと考えます。

2024年6~8月の「ダイエット」を含む検索キーワードのうち、骨格タイプに関連するものを「ストレート/ウェーブ/ナチュラル」に分類したところ、日本人に多いと言われている「ストレート」に関する検索キーワードが最も多い傾向となりました。

「ダイエット×骨格診断」の検索割合 画像素材:PIXTA


骨格タイプに関連するポストで多かったのは、
・「骨格〇〇さんのダイエット法」という文脈で、タイプごとに最適なダイエット法(例:筋トレする際におすすめの部位や、優先順位など)を紹介する。これにより、見た人に有益な情報を提供する。
・「骨格〇〇がXXキロ痩せると、こうなる」という文脈で、ビフォーアフターの写真を載せる。そして、見た人の憧れやモチベーション向上の気持ちを醸成させる。
といった内容でした。

「自分が所属するカテゴリーが明記されていることで、『自分ゴト化』が進み、投稿を身近に感じるようになる」と言えるでしょう。


3. 本調査を踏まえた活用例
本調査で得られた示唆は、ダイエットに直結する商品を扱う企業はもちろん、それ以外の企業でも活かすことができます。活用例をご紹介します。

【ファッション業界の企業がXにおけるキャンペーンを実施する場合】
キャンペーンに参加するための選択肢が複数設定できる「カンバセーショナルカード」の形式と、骨格タイプに合わせた3種類のインセンティブを用意します。骨格タイプで「自分ゴト化」を促すキャンペーン設計にすることで、1種類のインセンティブでキャンペーンを行うよりも、成果が良くなることが予想できます。


4. 本調査の狙い
ホットリンクは、知識循環型社会のインフラを担い、人と情報を結びつけて“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現に努めています。弊社の強みは、ビッグデータの分析と活用。その一つの手法として、ソーシャルネットワークサービス(SNS)上の情報をリアルタイムに収集・蓄積・解析し、生活者の本音の声を把握することです。生活者の本音を循環させることで情報社会をより円滑にすることができると考えています。

今後も、様々な分野でSNS上のクチコミ量を調査し、有益な情報を発信してまいります。

※調査結果を引用・転載される際は、必ず「X・ホットリンク調べ」と出典を明記いただくようお願いします。
※調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することはお控えください。

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株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証グロース)
「ソーシャルメディアマーケティングにスタンダードを創る」をビジョンに、SNSマーケティング支援サービスを提供しています。最先端のAI(人工知能)技術を搭載したソーシャル・ビッグデータ解析ツールと、独自の売上アップにつながるSNS活用メソッドにより、クライアントの販売促進・認知拡大に繋がるソーシャルメディアマーケティングを支援します。

設立日:2000年6月26日
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹
本社所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ
事業内容: SNSマーケティング支援
URL:https://www.hottolink.co.jp/

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