アート集団チームラボが、大阪府大阪市の長居植物園にて開催する夜の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」は、7月29日(金)にオープンします。
チームラボ《呼応する小宇宙 - 液化された光の色, Sunrise and Sunset》(C)チームラボ ※参考画像
長居植物園は、広さ約24万平方メートル 、約1,200種類の植物が生い茂り、草花や木々が季節と共に移り変わります。チームラボは、この空間を、自然のふるまいや人々の存在によってインタラクティブに変化するアート空間に変えていきます。
植物園の自然を生かした展示作品群は、今後も、公式サイトにて続々と公開予定。チケット発売は、7月5日(火)を予定しています。
チームラボ《呼応する小宇宙 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset》(C)チームラボ ※参考画像
チームラボは、「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクトです。
人間は、自分の人生より長い時間を認知できないのではないか、つまり、長い時間の連続性に対する認知の境界があるのではないかと考えています。人と自然との営みが続くことによる造形、その形が、長い時間を知覚できる形そのものであると考え、それらをそのまま使うことによって、長い時間の連続性に対する認知の境界に対する模索をし、表現することを試みたいと思っています。そして、現代においてもまた、この場所に意味を積み重ねていきたいと思っています。
チームラボ《浮遊する呼応するランプ - ワンストローク》(C)チームラボ ※参考画像
1974年に開園した長居植物園は、2022年4月1日、植物が未来に向けて生き生きと成育できる環境をつくるため、樹木の間伐や根の成長を見越した配置換え(植替え)、土壌改良を経て再オープンしました。
「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」では、昼間は植物園である場所が、夜になるとそのまま作品空間となります。その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、そして、この場所に訪れる鳥や人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていきます。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、過去、現在、未来が境界なく連続していきます。
チームラボ《憑依する炎》(C)チームラボ ※参考画像
チームラボ ボタニカルガーデン 大阪
https://www.teamlab.art/jp/e/botanicalgarden/
#チームラボボタニカル
2022年7月29日(金) - 常設
長居植物園 (大阪市東住吉区長居公園1-23)
ハイライト動画:
https://youtu.be/FvCBeID0EDs
長居植物園:
https://botanical-garden.nagai-park.jp/
長居植物園の再オープンについて:
https://botanical-garden.nagai-park.jp/about/renewal/