2023.5.31プレスリリース
日本政策投資銀行との東南アジア中堅成長企業向け
「Japan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P.」
ファンド総額増枠について
ニュース
このたび、RISAは、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)と共同で出資及び運営を行う東南アジア向けグロースファンドのJapan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P.(以下「JSEAFF3号」)のファンド総額を従来の90億円より120億円増加し、210億円に拡大いたしました(下記のJSEAGF、JSEAFFと本ファンドの合計のファンド総額は390億円になります)。
RISAは、2013年5月よりDBJと協働してJapan South East Asia Growth Fund L.P.(ファンド総額90億円、以下「JSEAGF」)及びJapan South East Asia Finance Fund L.P.(ファンド総額90億円、以下「JSEAFF」)の運営に取り組んでまいりました。これらのファンドにおいてはとくに現地パートナーとの協業を重視する方針で運営してまいりました結果、JSEAGFの投融資案件(個別投融資先企業数)は17件、JSEAFFの投融資案件(同)は11件となっております。
JSEAFF3号は、JSEAGF及びJSEAFFの後継ファンドとして2021年4月に組成されましたが(ファンド総額90億円)、JSEAGF及びJSEAFFと同様の方針により、新型コロナウィルス蔓延下のタイミングにおける組成にもかかわらず、順調に現地の中堅成長企業への投融資実績を積み重ね、今般、JSEAFF3号の投融資期間及び投融資実績並びに投融資検討状況を勘案し、ファンド総額を増枠するとともに、投融資期間及びファンド期間を延長いたしました。
引続き、DBJが有する多様な金融サービス機能や日本企業との広範なネットワークとRISAグループが蓄積してきた経験・ノウハウの協業により、成長可能性の高い現地の中堅企業と東南アジア各国への進出意欲のある日本企業双方に、様々な付加価値を提供していけるものと考えております。
ファンド概要
名称 |
Japan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P. |
組成日 |
2021年4月27日 |
無限責任組合員 |
South East Asia Finance Capital Ⅲ Inc. |
有限責任組合員 |
株式会社日本政策投資銀行、株式会社リサ・パートナーズ |
投融資期間 |
6年(従来3年) |
ファンド期間 |
10年(従来7年) |
ファンド総額 |
210億円(従来90億円) |
投融資対象 |
東南アジア各国の中堅成長企業 |
スキーム図
PDF版(470kb)
参考)「Japan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P.」組成時リリース2021.5.28