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最終更新時刻:17時11分

アドビ、Adobe MAX 2024を開幕 クリエイターやマーケターにさらなるパワーと可能性を提供

2024/10/15  アドビ 株式会社 

- Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Premiere Pro、Adobe InDesign、Adobe Lightroom、Adobe Express、そして全く新しいFrame.ioなどAdobe Creative Cloud製品における100以上の新機能・アップデートにより、クリエイティブプロフェッショナルに、これまで以上のスピード、精度、コントロールを提供
- 安全に商用利用できるよう設計されたアドビのクリエイティブな生成AIモデルのファミリーであるAdobe Fireflyが、画像、ベクター、デザインに加えて、動画にも対応
- エンドツーエンドのコンテンツサプライチェーンソリューションであるAdobe GenStudioの最新エンタープライズ向けアプリケーション「Adobe GenStudio for Performance Marketing」の一般提供を開始




※当資料は、2024年10 月14日(米国時間)に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳版です。

【2024年10月14日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、世界最大のクリエイティビティカンファレンスであるAdobe MAXにて、Adobe Creative Cloudの100以上の新機能を発表しました。これらはAdobe Fireflyを通じてクリエイターに創造、コラボレーション、そしてアイデアを形にするこれまでにないパワーをもたらし、生産性の向上を実現します。また、Adobe Expressのアップデートと全く新しいFrame.ioにより、クリエイティブチームと関係者のコラボレーションを円滑化する新しいワークフローを実現しました。さらに、アドビは、Adobe Firefly Image Model、Adobe Firefly Vector Model、Adobe Firefly Design Modelを含むAdobe Firefly生成AIモデルのファミリーの既存モデルの画期的な進化と、それらに続く新モデル「Adobe Firefly Video Model(ベータ)」の投入も発表しました。これらはすべて安全に商用利用できるよう設計されています。

企業向けに、Adobe GenStudioの最新アプリケーションである、エンドツーエンドのコンテンツサプライチェーンソリューション「Adobe GenStudio for Performance Marketing」の提供を開始します。これにより、マーケティングキャンペーンにおけるコンテンツやパーソナライズされた顧客体験の計画、制作、管理、アクティベーション、測定が可能です。

アドビのデジタルメディア事業部門代表であるデイビッド ワドワーニ(David Wadhwani)は、次のように述べています。「クリエイティブなコミュニティにこれまでにないパワー、精度、そしてクリエイティブなコントロールを届けることで、世界を彩るパワフルな絵筆として活用してもらいたいと考えています。そして、クリエイティブなコンテンツの需要が指数関数的に増加することが予想される中、私たちはクリエイターがマーケティングや人事、営業部門を巻き込み横断する形でコンテンツを拡大して活用できるようにします。」

創造力と表現力を強化
- Adobe FireflyAdobe Premiere Proへの統合を通じ、クリエイターがテキストや画像から動画を生成したり、ビデオクリップの延長やスムーズなトランジションを作成したりできるAdobe Firefly Video Model(ベータ)を発表し、生成AIモデルのファミリーを拡張しました。また、これまでの4倍も高速に画像を生成できるAdobe Firefly Image 3 Modelの最新進化形も発表しました。また、Adobe Vector Modelの最新のイノベーションによって、Adobe Illustratorを使用するデザイナーに、より高度なコントロールが与えられます。 エンタープライズ顧客向けのAdobe Firefly ServicesとAdobe Firefly Custom Modelの機能強化は、Deloitte、Gatorade、IBM、IPG Health、Mattelなどの世界的な大手ブランドによって活用され、さまざまなマーケティング用コンテンツ制作のスピードアップと規模拡大に役立てられています。 安全に商用利用できるよう設計されたAdobe Fireflyは、現在までに130億枚以上の画像の生成に使用されています。

- Adobe Photoshop:アドビは、クリエイティブコミュニティにさらなるパワー、スピード、コントロールを提供し、彼らのビジョンが実現できるようサポートする新機能を複数発表しました。例えば、画像から人物、電線、電柱などの邪魔なものを削除する新しいスマートテクノロジー「不要な物を検出」、 デザイナーがアイデア出しをしたり、ブレインストーミングしたり、コンセプトを何度も考え直したりできる「生成ワークスペース(ベータ)」、Adobe Photoshopで2Dデザインを扱う際に、グラフィックデザイナーが3Dオブジェクトを閲覧・編集できる新機能「Substance 3D Viewer」のベータ版のほか、Adobe Firefly Image 3 Modelを搭載した生成塗りつぶし、生成拡張、類似を生成、背景を生成などの機能の正式リリースが発表されました。

- Adobe Illustrator:「パス上オブジェクト」は、アートボード上の任意のパスに沿ってオブジェクトを素早く吸着、整列、移動できる機能です。他にも画像のベクターアートへの変換をより簡単かつ迅速に行える、強化された「画像トレース」などの新しい機能を発表しました。さらに、Adobe Firefly Vector Modelを搭載した生成塗りつぶし(シェイプ)は、デザイナーがユニークな出材に詳細なベクターを素早く追加できることで時間を短縮することができます。また、昨年Adobe MAXで初めてプレビューされたwebアプリ「Adobe Project Neo」のベータ版も発表しました。このアプリはコミュニティから非常に高い評価を得ており、デザイナーがシームレスに3Dデザインを作成、編集するのに役立ちます。

コンテンツ制作の規模拡大を支援
- Frame.io:業界をリードするアドビのビデオポストプロダクション機能をさらに補強し、オーディオ、写真、デザイン、その他のクリエイティブワークフローのコラボレーションをサポートする、Frame.ioのまったく新しいバージョンの正式リリースを発表しました。新バージョンでは、撮影セットから必要な人々へとメディアを届ける最も迅速で簡単かつ安全な方法である、Frame.io独自のCamera to Cloudエコシステムに、新たにキヤノン、ニコン、ライカが加わりました。

- Adobe Express:コンテンツ制作を加速し、人々のクリエイティブの可能性を広げる、AIを搭載した新しい機能を発表しました。これにより、企業では組織内のメンバーがブランドキットのアセットに迅速にアクセスできるようになり、コンテンツの一貫性を保つことができます。Adobe MAXでは、クリエイティブチームがAdobe PhotoshopやAdobe IllustratorなどをAdobe Expressと連携して作成したコンテンツをシームレスに社内展開し、マーケティング、営業、人事、コミュニケーション、その他のチームがAdobe Expressを使ってそれらを最大限に活用する方法が実演されました。

- Adobe GenStudio:Adobe GenStudioの最新エンタープライズアプリケーションである「Adobe GenStudio for Performance Marketing」の提供開始を発表しました。アドビのエンドツーエンドのコンテンツサプライチェーンソリューションであるAdobe GenStudioは、パーソナライズされたコンテンツの需要が高まる中、 Adobe Creative CloudとAdobe Experience Cloudを統合し、企業のコンテンツサプライチェーンの最適化を可能にします。Adobe GenStudio for Performance Marketingは、セルフサービス型の生成AIファーストアプリケーションであり、クリエイティブ部門が作成したコンテンツを最大限に活用し、ソーシャルメディア広告、メールマーケティング、ディスプレイ広告の最適なミックスの決定を、データ主導のインサイトを活用して迅速に支援します。これにより、ブランドの基本的なルック&フィールを定義するクリエイティブ部門と、ソーシャルメディアやモバイルなどの要求の厳しいチャネル向けに大規模なコンテンツのバリエーションを提供する必要があるマーケティング部門を結びつけます。 GoogleのCampaign Manager 360、Meta、Microsoft Advertising、Snap、TikTokとの提携拡大により、企業はプラットフォーム間でキャンペーンを即座に有効化し、直接的なパフォーマンスインサイトを通じてタイムリーな調整を行うことができます。

クリエイティブな探究とアイデア創出を支援
クリエイターがAIの力を自身の想像力と組み合わせ、コンセプトやアイデアを探究し、アイデア創出を行う新しい方法もいくつか披露されました。その一つが、クリエイティブプロフェッショナルが、複数人でコラボレーションでき、クリエイティブな開発を可能とするAdobe Project Conceptです。この機能には、1つのキャンバス上でライブでコンセプトを練ることができ、リアルタイムでの画像リミックス機能が備わっています。さらに、Adobe Photoshopの「生成ワークスペース(ベータ)」は、デザイナーがアイデアを練ったり、ブレインストーミングを行ったり、コンセプトを反復改善したりすることを可能にします。これにより、クリエイターはビジョンを実現し、これまで以上に直感的に、より速く素晴らしいビジュアルを制作することができます。

次世代のクリエイターたちに力を
新製品や新機能の紹介に加え、アドビは、次世代の学習者および教師約3000万人がAdobe Expressを活用し、AIリテラシーやコンテンツ制作、デジタルマーケティングのスキルを身に着けられることを目的とした新しい世界的なイニシアチブを発表しました。アドビは、「Adobe Digital Academy」を拡大し、教育系パートナーや非営利団体と協力して、証明書の取得やより良いキャリアパスのためのトレーニングを提供します。アドビは今年寄付や奨学金、製品へのアクセスを通じて1億米ドル以上の支援をしており、また、パートナーシップを通じて世界中の個人や団体が自らのストーリーを伝えられるよう、すべての人につくる力を届けます。

アドビとAdobe Foundation、Adobe MAXで地域コミュニティ支援に100万ドルを拠出
ハリケーン・ヘレネとミルトンの影響を受けたフロリダの人々の復興のために、Adobe Foundationはアメリカ赤十字とWorld Central Kitchenに寄付を行いました。アドビは、Adobe MAXの参加者、スポンサー、従業員からの寄付金に同額を上乗せし、これらの地域の復興を支援しています。また、Adobe FoundationはThe Miami Foundationにも寄付を行いました。これは、マイアミの活気あるクリエイティブコミュニティを発展させ、同地域の過小評価グループとなっているクリエイティブコミュニティを支援するためのものです。


「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。

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