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知事記者会見 令和6年9月17日(火曜日) - ●報告項目 ●・高松空港香港線の増便 ●・第77回香川丸亀国際ハーフマラソン大会募集開始 ●質問項目 ●1.自民党総裁選、立憲民主党代表選 ●2.高松空港香港線の増便 ●3.日下尚選手への「うどん県観光大使」の委嘱 ●4.サンポート地区のにぎわい創出 ●5.台風第10号の被害状況を踏まえた対応 ●6.空飛ぶクルマの実証飛行 ●

2024/09/17  香川県  

ページID:50139

公開日:2024年9月19日

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知事記者会見 令和6年9月17日(火曜日)

知事記者会見録

  • 日時:令和6年9月17日(火曜日)13時00分から13時25分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課


報告項目

・高松空港香港線の増便について
・第77回香川丸亀国際ハーフマラソン大会募集開始について

報告事項

知事:それでは私から2点、ご報告をさせていただきます。
【高松空港香港線の増便について】
香港線の増便についてであります。お手元に資料をお配りしておりますが、今回、香港エクスプレス航空より、香港線の増便について決定されたとのお知らせがございました。香港線は、現在、週5便で運航されておりますけれども、11月1日から、デイリー運航が開始されることになるというお知らせがまいりました。
香港線は平成28年より就航しておりまして、コロナの休便もありましたけれども、デイリー化がされるのは今回が初めてということでございます。今回の増便によって香港便の利便性が大きく向上することが期待されます。そしてその利便性の向上によりまして、香港と香川、そしてその香川の周辺、四国全体の交流拡大に繋がると大いに期待しているところでございます。今回デイリー運航が実現したわけですけれども、これが定着するようにインバウンド・アウトバウンド双方向で県としても利用促進にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。1点目は以上でございます。
【第77回香川丸亀国際ハーフマラソン大会募集開始について】
それから2点目でございます。第77回香川丸亀国際ハーフマラソン大会の募集開始についてであります。香川丸亀国際ハーフマラソン大会でございますけれども、この度、来年2月1日、2日に開催する第77回大会の参加者の募集を、本日9月17日より開始をいたします。今大会、来年の2月の大会では、新たに日本学生ハーフマラソン選手権大会(男子)でございますけれども、この大会を併催、香川丸亀国際ハーフマラソンの中で行うということになりました。この日本学生ハーフマラソン選手権大会は、大学生のハーフマラソンのナンバーワンを決める大会としてこれまで行われてきておりまして、学生のオリンピックとも言われるユニバーシティゲームズの予選会も兼ねておるところでございます。
正月に箱根駅伝で活躍した選手など、学生のトップランナーが数多くエントリーすると予想されまして、今まで以上に注目を集めている大会でございます。いずれにしましても県民の皆様には奮ってこの香川丸亀国際ハーフマラソンに参加をしていただきたいと思います。詳細については教育委員会保健体育課にお聞きをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

質問項目

1.自民党総裁選、立憲民主党代表選について
2.高松空港香港線の増便について
3.日下尚選手への「うどん県観光大使」の委嘱について
4.サンポート地区のにぎわい創出について
5.台風第10号の被害状況を踏まえた対応について
6.空飛ぶクルマの実証飛行について

質問事項

【1.自民党総裁選、立憲民主党代表選について】
幹事社:自民党総裁選、立憲民主党代表選が控えていると思いますが、それぞれの新リーダーに求めること、また期待することをお伺いしたいです。

知事:自民党、立憲民主党を問わず、新たにリーダーになられる方には強力なリーダーシップを発揮していただいて、地方の活性化に向けた取組みを強力に進めていただきたいと思います。具体的には、特に3点申し上げますけれども、現在、国全体の課題になっております少子化の対策でありますけれども、特に子育てにかかる経済的負担、子どもの医療費ですとか、こういった経済的負担の軽減につきましては国で一律の制度をつくるなど、国が主導してぜひ進めていただく、このような少子化対策を強力に進めていただくことを新しいリーダーには期待しております。それから2点目は、地方の活性化を通じた国力の増進ということが重要であると考えております。地方の企業の立地について、より促進するような政策など地方経済がより元気になって、そこが牽引して日本全体の経済を盛り上げるような政策の推進を期待しております。それから3点目は、インフラ整備に関わることでありますけれども、今、南海トラフ地震、また毎年発生する風水害への対応、こういったものが国民の安全、安心の確保には最も重要なこととなっております。このためにハード・ソフト両面から進めていかなければならない。このハード施設の整備については国がしっかりと主導権を持って、国、地方、それぞれの状況に応じた整備を国が主導権をもって進めていく、こういった政策を新しいリーダーには求めたいと、また期待もしているということでございます。以上でございます。

【2.高松空港香港線の増便について】
記者:香港線の増便についてお尋ねいたします。増便の要因というのは何か聞かれていたりとか分析されていたりしていますでしょうか。教えてください。

知事:今5便飛んでいますけれども、その搭乗率が平均8割を超えており、非常に好調であるということが増便の要因であると思います。

記者:香港線増便に関連してなのですけれども、率直な知事のご感想をいただけますか。

知事:まずは非常に喜ばしいという思いであります。そして今、要因で挙げました、搭乗率が良い。これは1つには、今回で言えば香港からの日本への観光中心にした訪日熱が大きい、特に瀬戸内エリアに大きいということだろうと思っております。そして高松空港が突出して香港からの地方空港への便も多いのですけれども、やはり香川のエリアの地理的な利便性、四国3県、或いは中国、京阪神をも望める、こういう利便性がやはりこの地にあるということかなと感じております。

【3.日下尚選手への「うどん県観光大使」の委嘱について】
記者:あと全然違う話になるのですけれども、昨日の日下選手のパレードのときに「うどん県観光大使」というのを委嘱なさいましたが、これは初めてというかつくられたと聞きました。その経緯とかどういった期待を込めて、というのを教えてもらえますか。

知事:「うどん県観光大使」は日下選手に初めて委嘱をさせていただきました。やはり日下選手がパリでメダルを取った後も、苦しい試合もあったかと思いますが「うどんパワーで耐え抜いた」「自分がここにいるのは小さい頃からうどんを食べてきたからだ」という発言に代表されるように非常に郷土愛が強いというのを私も感じましたし、昨日も本人から、香川に生まれてきてよかったという非常に印象的な発言もありました。こういう状況の中で彼にぜひ観光大使を引き受けていただいて、今非常に大きく発展している香川の観光誘客をさらに彼の力を借りたいという思いで委嘱をしたところでございます。

記者:これまでの副知事との何か役割とか期待されることというのはどうなのでしょうか。

知事:彼は世界の舞台でも活躍している選手ですので、世界に対しての発信、そういったものを期待しております。

【2.高松空港香港線の増便について】
記者:香港線の質問に戻ってしまうのですけれども、今、香港線からのインバウンドですとか、来年予定される瀬戸芸などへの関連について、どのような経済効果を期待されておりますでしょうか。

知事:やはりインバウンドの一役を担っている香港からのお客様ですので、そこがデイリーになるということは、5が7になるということ以上に、いろいろな曜日を考えるといろいろな旅行のパターンが増えるということで、5分の7以上の誘客効果があると思います。そしてやはり経済効果、これまでも観光客のインバウンド、特にインバウンドの増加と商店街の売り上げ、こういったものの関連も実証されておりますので、大きな経済効果が見込まれるのではないかなと考えております。

記者:また来年アリーナですとか、県内の方でも事業が様々あるかと思うのですが、今回の香港線の増便について、例えば呼び込むためのイベントですとか事業といったところ、もし現時点で何か考えていることがありましたら教えてください。

知事:やはりこのアリーナは中の興行もさることながら、その外観がかなりユニーク、ここにしかないというものであると思いますので、この外観自身が瀬戸内をバックにさらに瀬戸内から見たという、それが観光資源になると思っております。そこを香港だけではありませんけれども、インバウンドの方に一度このアリーナをバックに写真を撮ってもらうという観光コンテンツにしていきたいと思っております。

【4.サンポート地区のにぎわい創出について】
記者:今ちょうどアリーナという言葉も出てきましたけれども、プロムナード化に向けた工事が始まっています。そのプロムナード化が完成した暁には、やはりそこのにぎわいの創出というのを作っていかなければいけないということがあります。実際に民間だけでなく、そこのにぎわいが定着するまで、もしくはゼロからつくり上げるためには、県がある程度主導して、いろいろなことをやっていくようなお考えもあるかと思うのですが、具体的に何かそういうことがあれば教えてください。

知事:今、駅からアリーナ側へ渡って多目的広場に行く通り、そこでマルシェを月に1回行っております。それからガレリアと言われているシンボルタワーの1階部分でもイベントが行われております。こういったイベントを今まで以上に回数を増やして開催したいと思います。それから今回、歩行者優先のエリアとするJR高松駅とサンポートエリアの間のリフォームの工事が始まったところで、あそこも利用してのイベント、こういったものをできるだけたくさんこれから企画をしていきたいと思います。

記者:そうやってにぎわいを作る一方で、このサンポートエリアへの自家用車での乗り入れというのはなるべく控えてほしいと声かけをしていくと思っているのですが、実際そういう方針だということなのですが、声がけをする以外に具体的に自家用車が入ってくることをなるべく抑える、そういった手だてというのは何かお考えでしょうか。

知事:まずは、できるだけこの周辺は公共交通機関でというお願いをアリーナの開館に向けて、さらに推進をしていく、これがベースになると思います。それから、今の時点では未定ですけれども、公共交通機関で来ていただければ特典があるような、よかったなと思えるようなことも追加で考えていきたいと思います。

【3.日下尚選手への「うどん県観光大使」の委嘱について】
記者:日下選手の話に戻って恐縮なのですが、昨日観光大使に委嘱された点で、知事が先月の会見で、いわゆるうどん県何々みたいなところを日下選手に、というのを一旦否定されていたと思うのですが、どのタイミングで観光大使の話が出てきたのでしょうか。県民栄誉賞を授けるときに、例えば1日副知事とかを授けるご予定とかはありますかという話をしたときに、一旦否定されていたと思うのですが、そこから方針一転して、観光大使という形になりましたが、どういう経緯ですか。

知事:そういった方向性を否定してということではないのですけれども、今、要潤氏に委嘱と言いますか、お願いをしている副知事ということ自身は考えてなかったものですから、そのようなお答えになったということかと思います。その後、日下選手がぜひ香川のためにというような意向を示していただいているという話を聞きましたので、今回お願いしてご本人もいろいろなところでPRできる肩書きがあった方がいいのではないかなということでお願いをしたところでございます。

【5.台風第10号の被害状況を踏まえた対応について】
記者:台風10号の話で恐縮なのですが、県では先週月曜日に追加まとめ報が出ていたと思うのですが、その中で東かがわ市の被害、床上床下合わせて多分100棟近い被害があったと思います。東かがわ市ではポンプ場が動かなかったという話も出てきていて、多分、県の管理ではなくて市の管理だと思うのですが、そのようなことを受けて、例えば県の方から市町に何か点検をしてくださいという通知というか、この前、三豊で水門の話もありましたので、そのようなことを踏まえて何かアクションはとられたのでしょうか。

知事:この間の台風以降で具体的なアクションはまだとっておりませんが、まだまだ台風シーズンも続きますし、県の具体的に管理に関わっている方、それから今の市や町のそういったものに関わっている方には、今一度きちんと、いざというときに操作が行われるようにしっかりと指導したいと思います。

記者:ということは、まだシーズンが続くのでこれからもということですか。

知事:はい。

【3.日下尚選手への「うどん県観光大使」の委嘱について】
記者:日下選手の観光大使のところで、具体的に今のところ、例えばどういったことを日下選手がされるのか予定などは決まっていますでしょうか。

知事:まだ具体には決まっておりません。

【6.空飛ぶクルマの実証飛行について】
記者:観光に関しての話になってしまうかもしれないのですけれども、昨日、小豆島で空飛ぶクルマというのが、初めて県内で有人でされたかと思うのですけれども、今後の実証運転に向けた予定ですとか、また成功と言いますか、実際にクルマが空を飛んだことに対する今のところの期待感ですとか、そういったところの受け止めについて伺えないでしょうか。

知事:私は空飛ぶクルマというのは大きく期待をしております、実現に向けて。特に香川県は大きい期待ができる県ではないかと思います。理由はニーズの面が1つあるのですけれども、香川県には島が多い、島は今、船で行っておりますけれども、どうしても時間がかかるデメリットはどうしようもないところがありますが、こういったものを使えば、抜本的な短縮になるという意味でニーズがある。それともう1つ、海の上を通るということは、陸の上より比較的に安全に対する許容度が大きいことになると思うので、日本の中で、これからどこで実現をするかということを考えた場合に香川というのは非常に有力な地域であると大きく期待しております。今回はそれに向けて今3つ進めておりますが、1つは、そうは言ってもまだ初めての乗り物なので、みんなが関心を持って、安全も含めて理解がいる、いわゆる機運醸成というものが必要でありまして、昨日の小豆島のイベントはその1つとして行っております。その次に具体に飛行するとしたらどういうところがニーズがあるのかということで、そういったものについては今、四国航空が実証の実験をしておりまして、県もその実験に財政的な支援もしております。その結果を待って、またさらに進めたいと思います。それからもう1つは、どこで降りたり飛び立ったりするのかという場所でありまして、こちらは中央復建コンサルタンツという民間の会社が、これも自分たちが検討する用意があるということで、県の方から財政支援をして、その離発着場の検討が行われており、こちらもその結果を待っております。そういったものが相まって、万博後にさらに実用化のことが進んでくると思いますが、準備を整えて香川の方で手が挙げられるような状況を整えていきたいと考えております。

記者:今いただいた四国航空ですとか、それぞれの結果については、いつ頃を目途に、みたいなものなどはあるのでしょうか。

知事:まだ具体ではないのですけれども、やはり(令和)6年度の中で、県も助成しながら行っているものについては結果が示されるものだと考えています。

以上

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