B2BCH_ONE
B2BCH_TWO
最終更新時刻:17時11分

旭化成メディカル株式会社の血液浄化事業への資本参画について

2024/09/18  インテグラル 株式会社 

2024年9月18日

旭化成メディカル株式会社の血液浄化事業への資本参画について

当社、並びに当社グループが運営するファンド(以下、「インテグラル」)は、旭化成株式会社(以下、「旭化成」)の完全子会社であり、透析・アフェレシス関連製品の製造販売等の事業等(以下、「血液浄化事業」)を行う旭化成メディカル株式会社(以下「旭化成メディカル」)への出資(以下、「本件」)について合意し、契約締結しましたのでお知らせいたします。なお、旭化成メディカルは血液浄化事業以外の事業を分割し別会社に承継し、インテグラルはその分割後の血液浄化事業を行う旭化成メディカルに対し資本参画をいたします。

旭化成メディカルの血液浄化事業は、透析・アフェレシス関連製品の開発・製造・販売において50年の歴史を持ち、日本国内、海外のユーザーより高い評価を受ける製品群を供給しております。高付加価値製品として、透析領域においてビタミンEを固定化したダイアライザーや、アフェレシス領域において難病治療に使用される血漿交換療法用のデバイス、そのほかにも、患者さまの自己血由来の自己フィブリン糊を自動調製するクリオシールシステム等を提供しております。加えて、血液浄化事業で培った豊富な経験とノウハウを生かし、集中治療領域においても多様な価値を提供する製品・サービスを新たに展開しており、国内外でより多くの患者さま、ご家族や医療従事者の方々に貢献できるポテンシャルを有し、今後の飛躍的な成長が期待されております。

今後、血液浄化事業は、ヘルスケアインフラを担う医療機器専業企業として独立を実現することで、迅速かつ柔軟な意思決定と人的・資金リソースの成長分野への集中投資が可能となり、高付加価値のヘルスケアソリューションプロバイダーとして競争力を強化し、さらなる成長を続けてまいります。

インテグラルは、旭化成メディカルに出資を行い、議決権を出資会社80%、旭化成20%とし、また、2年後をめどに残余の20%についても取得することとなります。本件を通じて、早期の独立、第2の創業を実現できるよう、社内に蓄積された経営ノウハウや「i-Engine」機能、人的ネットワークを提供しながら、経営・財務・事業を多面的に支援してまいります。なお、本件のクロージングの際には改めてプレスリリースにてお知らせをいたします。

以上

本件に関するお問合わせ先

〒100-6610 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー10階
インテグラル株式会社
電話:03-6212-6100 FAX:03-6212-6099
URL:https://www.integralkk.com

インテグラルについて

インテグラル株式会社(代表取締役 山本礼二郎)は、日本国内の上場企業・未公開企業等を対象とした日本の独立系プライベート・エクイティ投資会社として、2007年9月に創業されました。インテグラルとは【積分、積み重ね】を意味しており、投資先企業の経営陣等とハートのある信頼関係を構築し、最高の英知を真に積み重ねてまいります。インテグラルは、自己資金・ファンド資金の両方を用いた独自のハイブリッド投資により、長期的視野に立ったエクイティ投資を行っております。投資後は『経営と同じ目線・時間軸』をもって投資先企業と共に歩み、企業価値向上支援チーム「i-Engine」による経営・財務の両面での最適な経営支援を行います。インテグラルは、投資先企業の発展を通じて社会に貢献し、【信頼できる資本家】たることを目指しております。

関連業界