第16回軽金属溶接マイスター（軽金属溶接協会）受賞

2024/06/05　日本軽金属ホールディングス　株式会社　

2024年６月５日

各位

日本軽金属ホールディングス株式会社
株式会社エヌティーシー
日軽メタル株式会社

株式会社エヌティーシー（代表取締役社長：熊井雅章、本社：大阪府貝塚市、以下：エヌティーシー）の社員である長谷川基精と、日軽メタル株式会社（代表取締役社長：寺本秀樹、本社：愛知県名古屋市、以下：日軽メタル）の社員である井田正忠（いだまさただ）が、一般社団法人軽金属溶接協会より第16回軽金属溶接マイスターを受賞しました。

本賞は、軽金属の溶接に関連する工場・研究所等において、長年にわたって溶接・接合技術の普及と技能指導に携わり、顕著な業績をあげた技能者を表彰し、軽金属溶接マイスターの称号を与えるものです。（称号名は2012年度に”軽金属溶接技能功労者”から変更されました）

●受賞者の紹介

左：井田氏、右：長谷川氏

株式会社エヌティーシー長谷川基精（はせがわもときよ）氏長谷川氏は1990年に日本軽金属株式会社大阪工場に入社後、2001年の工場移転により株式会社エヌティーシーとなってからも溶接業務に従事してきました。溶接施工法確認試験、^※１WPS、^※2WPQRの整備・作成を主な業務として取り組み、作業の標準化に大きく貢献しました。特にTIG溶接・MIG溶接の自動溶接化や、大型溶接構造物にも注力しており、近年は環境対応自動車に搭載されるアルミニウム部材の自動溶接化を推進するなど、長年の経験を基に業務を推進しています。（^※1WPS：溶接施工要領書、^※2WPQR：溶接施工法承認記録）

日軽メタル株式会社井田正忠（いだまさただ）氏井田氏は1993年に名古屋アルミセンターへ入社して以来30年以上に渡り、溶接作業に従事してきました。溶接技術の向上にも積極的に取り組み、今ではアルゴンとヘリウム混合ガス導入（日軽メタル内にて日常的に使用する溶け込み改善対策の一つ）に携わり、溶接条件を提示して品質向上にも大きく貢献しました。現在は溶接班のグループリーダーとして、溶接手法だけでなく、歪の軽減方法や歪取りについても、過去の経験で培った技術・スキルを後輩へ惜しみなく伝承しています。

以上