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最終更新時刻:17時11分

持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)に加盟

2024/09/05  味の素 株式会社 

味の素株式会社
2024 年9月5日

味の素㈱、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)に加盟

味の素株式会社(社長:藤江太郎 本社:東京都中央区 以下、味の素グループ)は、持続可能な開発のための世界経済人会議(World Business Council for Sustainable Development プレジデント&CEO:ピーター・バッカー 本部:スイス・ジュネーブ 以下、WBCSD)に加盟したことをお知らせします。

WBSCDは、持続可能な開発を目指して1995年に設立され、世界で225以上の企業が参画している国際経済団体です。WBCSDが共有ビジョンとして掲げるVision 2050では「2050年までに90億人以上がプラネタリーバウンダリーの範囲内で真に豊かに生きられること」の実現を目指しており、加盟企業はより持続可能な世界への変革を加速させています。

WBCSD 加盟を通じて、味の素グループは「Agriculture & Food Pathway」および「Climate Imperative」の活動に参画します。今後、当社グループは、WBCSD に加盟するさまざまな分野・業界のステークホルダーと協力し、世界規模での持続可能性に関する課題へ取り組んでいきます。特に、当社グループは、温室効果ガス削減貢献量の算出に関する取り組みに参画し、社会へよりポジティブなインパクトを創出することを目指します。

食料安全保障の課題に対して効果的に対応するためには、科学的かつ革新的なアプローチを採用し、食料システムを変革する必要があります。この変革においては、新技術、既存の技術、先端技術が重要な役割を担います。農業および食品のイノベーションを促進するためには、技術開発、地域および国際的な協力、強固な技術予測と評価、研究開発、人材、インフラ、知識の流れを促進するための環境を整えることも重要となります。当社グループは、当社独自の科学的アプローチである「アミノサイエンス(R)」、無形・有形資産を活用して、WBCSDの活動に貢献していきます。

味の素株式会社 代表執行役社長 兼 最高経営責任者 藤江太郎は、次のように述べています。「農業およびフードシステムの変革の期待が世界中で高まっています。味の素グループのバリューチェーンにおけるネガティブインパクト削減に加え、特に顧客や社会のポジティブインパクトに当社グループの技術・ノウハウ・製品・サービスを通じて、大きな貢献ができる可能性が明確になってきました。Vision 2050実現を目指すWBCSDの活動に参画することは、味の素グループの『志』(パーパス)である『アミノサイエンス(R)で人・社会・地球の Well-being に貢献する』ことと完全に合致しています」

WBCSD プレジデント&CEO ピーター・バッカー氏は、次のように述べています。「味の素グループを私たちのグローバルネットワークに迎え入れられること、そして農業およびフードシステムにおけるポジティブな変化を促進させる活動への貢献をうれしく思います。同社グループの知見と協力的な精神は、世界的な持続可能性の課題に対する取り組み、特に農業および食品セクターにおける温室効果ガス削減を加速させる上で重要です。WBCSD への加盟企業が世界的に増加する中で、私たちは、引き続き業界を超えてグローバルな企業を団結させ、より持続可能な未来に向けてリードしていきます」

参考情報

味の素グループ統合報告書「ASVレポート」
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/ir/index.html

持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)について

WBCSD は、世界をリードする220 以上の持続可能な企業からなる、CEO主導のグローバルコミュニティです。WBSCDの使命は、気候危機の影響を抑え、自然を回復し、不平等に対処するために、企業、そのバリューチェーン、およびそれらが運営するシステムの必要な変革を加速することです。

WBCSDは加盟メンバーと共に、気候緊急事態、自然の喪失、そして増大する不平等といった差し迫った持続可能性の課題に取り組んでいます。食料と農業、製品と材料、エネルギー、輸送とモビリティ、建築環境など、ビジネス活動の重要なセクター全体でバリューチェーンの変革を加速するためのソリューションを提供しています。また、持続可能な意思決定を低コストの資本で報いるために金融システムを集団的に再構築し、企業の成功を支援しています。

WBCSDは、ビジネスリーダーのコミュニティに、より良い世界を目指す野心を高め、彼らの運営とバリューチェーンにおいて迅速かつ大規模な行動を実行し、そのパフォーマンスの責任を明確にする力を与えています。加盟企業は、ベストプラクティスの交換、教育、標準とプロトコル、ツールと技術を通じて、それぞれの事業内で取り組みを進展させています。

私たちの加盟企業は、すべての事業セクターおよび主要な経済活動から参画しており、合計売上高は 8.5兆米ドル以上、従業員数は1,900万人以上です。WBCSDのグローバルネットワークは、約70か国の経済団体から成り立っており、加盟企業に世界中で比類のないリーチを提供しています。

WBCSDは、2050年までに90億人以上がプラネタリーバウンダリーの範囲内で真に豊かに生きられることというVisionに基づき、持続可能性に向けたビジネスの声として団結しています。

詳しくは、www.wbcsd.org(英語)をご覧ください。

味の素グループについて

味の素グループは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートスローガンに、アミノサイエンス(R)で、人・社会・地球のWell-beingに貢献し、さらなる成長を実現してまいります。

味の素グループの2023年度の売上高は1兆4,392億円。世界34の国・地域に拠点を置き、商品を販売している国・地域は130 以上にのぼります(2024 年現在)。詳しくは、www.ajinomoto.co.jp をご覧ください。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:Pr_media

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