「人材」への投資を価値創出に繋げる、「人的資本経営の推進」が高く評価
NECソリューションイノベータは、一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム・HR総研(ProFuture株式会社)・MS&ADインターリスク総研株式会社が実施する「人的資本調査2023」にて「人的資本経営品質ゴールド」に認定されました。本認定の取得は、人的資本レポートの発行による積極的な情報開示やステークホルダーとの対話など、当社の人的資本経営への取り組みが評価されたものです。
【「人的資本調査2023」の概要】
「人的資本調査2023」は、HRテクノロジーコンソーシアムが、HR総研とMS&ADインターリスク総研と共同で、上場・非上場含めたすべての企業・団体を対象に、人的資本経営と開示に関する取り組み状況を調査し、企業価値向上につながる人的資本の取り組みをどの程度実践できているかをスコア化します。さらにスコアに基づき、「人的資本経営品質ゴールド/シルバー」を認定します。
【評価された人的資本経営への取り組み内容】
当社は、「経営戦略と人材戦略の連動」「Asis-Tobeギャップを踏まえた計画の作成」「企業文化への定着のための取組」「採用・育成・エンゲージメント向上等の具体的施策の実施」など、人的資本経営を推進するための取り組みが高く評価されました。
なお、当社が認定された「人的資本経営品質ゴールド」は、調査に協力した233社のうち16社に与えられました。
評価された取り組みは、以下のとおりです。
1.人的資本情報に基づいた現状把握と、経営戦略としてのアクションの設定
人的資本情報に基づいた現状(Asis)の分析とあるべき姿(Tobe)に向けた人材戦略の立案を、経営層や社外取締役とともに定期的に行っています。さらに、人事中期計画に人材戦略の具体的なアクションを設定し、経営戦略の一つとして実行しています。
なお、各種数値は、当社の人的資本レポートにて公開しています。
2.ステークホルダーとの対話を通したPDCAサイクルの循環
当社の人的資本経営の取り組みに関し、人事担当部門と社員が話し合う「オープンミーティング」を開催し、内容を社内に共有しています。社員の声に真摯に向き合い、ボトムアップで人的資本経営のあるべき姿をブラッシュアップしています。
3.“人材”が最大限に活躍できるための各種独自の施策を実施
多様な人材が働きがいを持って、その力を最大限に発揮できるよう、柔軟な働き方を実現する制度の拡充、充実した研修・育成制度や福利厚生などを整備しています。
また、全国約1万人のエンジニアのスキル、経験、育成状況を見える化した自社開発のタレントマネジメントシステムを活用することにより、最適な人材アサインメントを行っています。
さらに、個人の目標達成に向けたフォローやキャリア形成に向けた対話を目的とした上司と部下の1on1に加えて、他部門のメンバや同僚などとの様々な1on1を推奨し、所属や役職などの立場を超えて気軽に相談できる関係性の構築を促すことで、心理的安全性に配慮した職場環境づくりを推進しています。
NECソリューションイノベータは、今後も当社の人的資本に関わる情報を透明性高く開示していくとともに、すべてのステークホルダーとの対話を大切にし、そこで得た声に真摯に向き合いながら、更なる人的資本経営の高度化を目指していきます。
※NECソリューションイノベータ人的資本レポートはこちらから:
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/csr/management/human_capital.html
以上
<本件のお問い合わせ先>
NECソリューションイノベータ 人財企画部
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