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当社社員が「SQiP Best Report Effective Award」を受賞しました

2024/09/20  株式会社 ベリサーブ 

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当社社員が「SQiP Best Report Effective Award」を受賞しました

2024.09.20

2024年9月11日から13日にかけて開催されたソフトウェア品質に関する国内最大級のシンポジウム「ソフトウェア品質シンポジウム2024」(主催:一般社団法人 日本科学技術連盟)で、当社社員らによる研究チームの発表が「SQiP Best Report Effective Award」を受賞しましたのでお知らせいたします。

※Software Quality Professionの略

この賞は、同シンポジウムで行われる一般発表のうち、「実践的で、現場で品質向上にすぐに役立つもの」に贈られるものです。今年は34件の一般発表の中から、当社社員らによる発表が選ばれました。受賞者と発表の概要は、以下の通りです。

【受賞者】

門谷 友樹(品質保証部 教育課)
長谷川 義英(同上)
田中 敦子(品質保証部 技術基盤課)
岡林 亮太(同上)

【発表の概要】

タイトル ヒヤリハットの要因抽出と対策立案フレームワーク~不適切な行動と周辺要素を整理するための要因抽出マトリクスと、対策立案シートの考案~
概要 この発表は、発生したヒヤリハットの要因分析に必要な観点をまとめ、対策を立案するまでの思考プロセスの可視化を目指しました。発生したヒヤリハットの要因を抽出するためには、きっかけとなった個人行動と、それを引き起こした周辺要素の 2 つの視点から分析する必要があります。このため、不適切な個人行動を引き起こした当人が「ルール、標準、規則を知 っていたか否か」を起点に、個人行動を 4 タイプに分類しました。また、周辺要素の分析観点には m-SHELL モデルを採用し、2 つの視点(個人行動と周辺要素)を「要因抽出マトリクス」として整理しました。そして、「要因抽出マトリクス」で得た情報を基に再発防止策を立案するまでの流れを「対策立案シート」にまとめました。このようにヒヤリハットが生じ る要因から対処法立案までの思考プロセスを可視化することで、事故の再発・未然防止効果が期待できるとしています。

ベリサーブは、今後も現場での豊富な実践経験で培った知見を研究開発に役立て、ソフトウェア検証技術のさらなる向上に貢献してまいります。

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