”専門学生”採用活動の実態調査(2023年2月実施)
23卒の採用活動の実態把握を目的として、CareerMapをご利用中の採用責任者様に対して、採用状況に関するアンケート調査を実施しました。
「調査概要I」
■実施時期 :2023年2月1日~2月17日
○調査名 :2023年3月 採用動向調査
○調査対象:新卒採用をCareerMapで実施している企業様
○回答社数:2343社
○回答者 :企業の人事・採用責任者
○調査方法:アンケートフォームへのご回答
今回は上記内容に加え、新卒初任給に関する実態調査も合わせて実施しました。
「調査概要II」
■実施期間 :2023年2月
○調査名 :新卒初任給(※)の実態調査
○調査対象:キャリアマップに登録のある
2022年卒・2023年卒向け募集情報データ
※初任給とは、月給額(所定内給与)を示します。
22卒と比較して初任給を引き上げた、据え置いた企業は9割以上に。
23年卒初任給について、CareerMapにて掲載されている専門職・技術職採用における初任給は、
22年卒と比較して、初任給を引き上げた企業と据え置いた企業は99.5%とほぼ全体を占める結果となった。
うち引き上げた企業が41.3%となり、業界全体としても賃上げの圧力が高まっていることがわかる。
初任給 職種ランキングベスト5に調理・建設分野がランクイン。
プログラマーおいては初任給42万円と高額設定のケースも。
22年卒の初任給 職種(※)ランキングベスト5は医療分野と情報分野で占められていたが、
23年卒では、調理師・施工管理など調理分野・建設分野もベスト5にランクインしているのが特徴的。
23年卒の、プログラマー募集においては初任給42万円と高額設定がされているケースもある。
これは情報分野での人材確保の難しさが影響していると考えられる。
■正社員(2022年卒)
■正社員(2023年卒)
※職種:キャリアマップに登録のある募集情報データの職種コード名
採用意欲上昇傾向。採用目標人数を増やす企業のシェアが高まる。
採用目標人数は23年卒採用では、22年卒採用よりも採用人数が多い企業のシェアが高まった。
10~29名採用の企業が4.5ptアップ、5~9名採用の企業が2.4ptアップ。
世の中的に、ジョブ型雇用の流れからも、専門職・技術職の採用意欲は高まっていることが感じられる調査結果となった。
コロナが落ち着き、景気が回復してきたからこそ、初任給引き上げや採用に前向きに取り組む企業が増加したのではないかと推測する。
CareerMap事務局
https://biz.careermap.jp/for-business/