B2BCH_ONE
B2BCH_TWO
最終更新時刻:17時11分

株式会社日本政策投資銀行との収益分配請求権設定契約締結による資金調達に関するお知らせ

2024/08/30  株式会社 ドリコム 

2024 年8月30日
株式会社ドリコム

株式会社日本政策投資銀行との収益分配請求権設定契約締結 による資金調達に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)と、下記のとおり資金調達に関する契約締結を行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。



1.資金調達の目的

当社は、中長期指針として、IP×テクノロジーを軸にエンターテインメント・コンテンツをグローバルに提供する企業となっていくことを掲げており、持続的成長及び企業価値向上を目指しております。主力のゲーム事業においては、より強固な事業基盤を作るべく、運用タイトルへの追加投資や体制強化等を通じて長期安定的な収益の確保に努めるほか、新規タイトルのリリースによる売上成長、収益源の多様化・積層化を目指しております。

モバイルゲーム市場におきましては、成長期から成熟期への移行が進む中、外資系企業の国内市場参入により競争が激化、新規タイトルに求められるクオリティレベルが上昇し、それに伴い開発期間が長期化・開発規模が拡大しております。

このような背景の中、開発を進める新規タイトルにつきまして、事業会社を中心にゲームプロジェクト単位での投資受入れ等を伴う協働を実施することで、強力なパートナーとの協業による成功確度向上と挑戦を継続していくためのリスク軽減を目指す取り組みを進めております。

この度、本取り組みの一環として、新たに金融機関からゲームプロジェクト単位での投資受入れを実施することといたしました。2025年3月期にリリース予定で開発を進める『Wizardry Variants Daphne』の投資資金に充当するため、当社とDBJとの間で収益分配請求権設定契約を締結し、DBJから資金調達を行うものです。

2.調達の概要

(1)調達先:株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)
(2)調達金額:500百万円(上限)
(3)調達方法:当社は、DBJのために当社が今後配信する当該ゲームプロジェクト『Wizardry Variants Daphne』に対して収益分配請求権を設定し、DBJより当該収益分配請求権の対価の支払いとして500百万円を受ける。
(4)収益分配方法:当社はDBJに対して、当該ゲームプロジェクト『Wizardry Variants Daphne』から生じるキャッシュ・フローのうち一部を、収益分配金として支払う。
(5)担保の有無:無担保

3.資金調達の日程

調達実行は、2024年10月を予定しておりますが、プロジェクトのリリース時期により変動いたします。
日程に変更が生じた場合には速やかに開示いたします。

4.今後の見通し

本資金調達に伴い、2025年3月期第2四半期連結会計期間において、資金調達に伴う費用を計上する見込みですが、影響は軽微であり、現時点で2025年3月期連結業績予想の変更はございません。
また、当社からDBJへの分配金額は、当社が運用する当該ゲームプロジェクトの状況により影響を受けるため、現時点での影響は未定です。今後、業績に与える影響について開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示いたします。

以上

関連業界