ゼンリンデータコムとプライムキャストが、
輸配送支援システム「NexusPrime-TMS」を共同開発
～荷物と車両の一括管理が可能な、
新しい輸配送支援システムの販売を開始～

2024年07月25日

株式会社ゼンリンデータコム（所在地：東京都港区港南、代表取締役社長：清水 辰彦、以下：ゼンリンデータコム）と株式会社プライムキャスト（所在地：東京都品川区、代表取締役社長：桂 清太郎 、以下：プライムキャスト）はゼンリンデータコムの持つ地図・IoT・AI技術とプライムキャストが持つ物流業務に特化したシステム構築のノウハウを組み合わせ、新しい輸配送支援システム「NexusPrime-TMS（ネクサスプライム-ティーエムエス）」を共同開発いたしました。今後、双方で販売を推進してまいりますので、お知らせいたします。

ブロック組み合わせ

■背景
昨今、物流業界では多頻度・小ロット化のニーズが一層高まりを見せ、高品質な配送が輸配送事業者のみならず荷主企業にとっても重要な差別化要因となっています。しかしながら、業界全体ではドライバー不足が深刻化し、人材確保の課題にとどまらず、高度なナレッジを持つドライバーの育成が急務となっています。
従来のドライバー業務支援システムは、効率的な輸送計画や運行管理システムに重点を置いており、荷積み・荷下ろし時のチェック、納品実績の管理、運行日報の作成など、ドライバーの負担を軽減する具体的なサポートが不足していました。
そこで、ゼンリンデータコムとプライムキャストは、配送オーダーから作成された荷物情報を基に、配車管理、荷物管理、動態管理を連携させた新しいサービスを開発しました。

■新サービス NexusPrime-TMSの概要
この新しいプロダクトは、ドライバーの作業負担を軽減し、荷物情報を可視化することで、運行管理者のみならず、発荷主や着荷主に対してもリアルタイムな情報を提供します。？

■主な機能
・上位システムからのデータ連携が可能です。
・配車管理：様々な配送パターンに対応した配車支援機能を提供します。
・荷物管理：積込・納品の検品サポート機能を提供します。
・動態管理：車両位置情報を可視化し、運行管理のサポート機能を提供します。
・選べるドライバー側端末：スマートフォン、ハンディターミナルに加え、GPSトラッカーとも連動が可能
です。
・他システム配送ステータスの連携：配送の進捗状況や実績情報をデータ連携で報告します。

■「NexusPrime-TMS」の詳細はこちら
https://www.primecast.co.jp/pdf/NexusPrime-TMS.pdf

■今後の展開
荷主企業の物流部門、運送事業者を中心に両社が共同で販売活動を推進いたします。
今後NexusPrimeは、輸配送支援システムのみならず、倉庫管理システム（NexusPrime-WMS）や受発注管理システム（NexusPrime-OMS）への展開も予定しており、それらが連携して”繋がる”次世代の統合物流プラットフォームを提供していく予定です。

■本件に関するお問い合わせ先
・株式会社ゼンリンデータコム IoT第一事業部 E-mail：iot1@zenrin-datacom.net
・株式会社プライムキャスト 技術部 E-mail：info@primecast.co.jp