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最終更新時刻:17時11分

【住まいと防災意識に関するアンケート調査】4人に1人が自宅に備蓄品なし 備蓄していない理由の1位「どんな物を買っていいか分からない」が最多の34.8%

2023/04/12  株式会社 Laspy 

~集合住宅が提供する備蓄品が「ある」と回答したのは全体の19%、「内容に満足している」との回答はわずか6.3%という結果に~






調査背景

 地震大国とも言われ、建築物の高水準な耐震技術が世界的に評価される日本ですが、四季に恵まれるがゆえ地震以外にも台風や大雪などの自然災害によって時には停電や断水を起こしたり交通機関へ多大な影響を及ぼすことも稀ではありません。こうした災害時に備え、防災備蓄品を用意している人がどの程度の割合なのか、また、どのような防災備蓄品を準備しているのか、こうした住まいと防災意識に関する実態を明らかにするため株式会社Laspy(本社:東京都中央区、代表取締役社長 藪原拓人、以下Laspy社)は全国20代~60代の男女526名を対象に「住まいと防災意識に関するアンケート調査」をインターネットにて実施いたしました。


調査概要






調査サマリー






調査結果について




 調査の結果、現在自宅に備蓄品を用意しているかとの問いに「している」と回答した人は全体の71.2%となり、多くの方が備蓄品を備えている一方で約4人に1人は備蓄していないという実態が浮き彫りとなりました。

また、防災意識については「全く意識していない」「あまり意識していない」「どちらともいえない」の合計は51.5%にものぼり、「非常に意識している/意識している」と回答した人を上回る結果となりました。


 そして、備蓄をしていない方に理由を尋ねた設問では「どんなものを買っていいか分からない」という回答が最多の34.8%を占め、「置く場所がない」といった回答も29.6%で続き、特に単身者世帯の場合においてこれらの回答が目立つ結果となりました。周辺の地域性や地形によっても様々ですが、日頃からの防災意識が高く備蓄品を用意されている方はそう多くないといった現状が浮き彫りとなりました。
一方で、備蓄をしている方に具体的な備蓄品の内容を尋ねた設問において、上位3つは

1位:水(57.7%)
2位:懐中電灯(49.4%)
3位:電池(41.8%)


が挙げられました。その他にもカップラーメン類やレトルト食品なども一定数の票を集めましたが、自然災害の影響が長期間にわたる場合においてはビタミンの不足や塩分の過剰摂取等、栄養素の偏りが起こるため、こうした備蓄品が十分といえるのか疑問が残る回答結果となりました。


 現在住んでいる集合住宅で防災備蓄品が用意されているか尋ねた設問では、「ない」が最多の45.5%を占め、「わからない」と回答した方も35.4% にのぼり、「ある」と回答したのが全体のわずか19%にとどまりました。

さらに、用意されている防災備蓄品の満足度については「とても満足している/少し満足している」の合計が全体の6.3%にとどまり、「全く満足していない/あまり満足していない」の合計が32.8%にのぼりました。集合住宅にお住まいの多くの方が、現状の防災備蓄品について満足していないという結果となりました。

また、住居の種類や間取り、同居人数ごとに回答結果を分析した結果、持ち家の回答者の方が備蓄品を用意している傾向にあり、賃貸に住んでいる回答者のうち約半数の集合住宅において防災備蓄品が用意されていないことが分かりました。


 さらに、その他の条件が同じ場合には「防災備蓄品が備わっている物件に住みたい」と回答した人が94.7%にものぼり、集合住宅において防災備蓄品が用意されていることは多くの方にとって好印象であることも明らかとなりました。

これらの回答結果は、集合住宅において居住者のための防災備蓄品を用意しておくことで万一の災害時に備えることはもちろん、物件探しをしている入居希望者や現在の共住者に対して好印象な影響をもたらすことを示唆しています。

実際に、現在の住まいと防災備蓄について寄せられたエピソードでは「台風で停電や断水になり、防災品がないため非常に困った」「いざとなるとパニックになってしまい、食料や水も無いのでどう動いて良いのか分からず不安だった」などの声も寄せられました。

【その他 寄せられた住まいと防災備蓄に関するエピソード】※一部抜粋




 この他にも、地震や火事に限らず、台風や雪、落雷などの影響で停電や断水を起こし、電気/ガス/水道が使えなくなるケースで困ったという方は多くいらっしゃいました。

今回の回答結果や上記の可能性も考慮すると、ご自身で最低限の防災備蓄品を用意することはもちろん、集合住宅の管理側も入居者のための防災備蓄品を備えておくことが重要といえるでしょう。


Laspyが提供する備蓄プラットフォーム「あんしんストック」について

 Laspyが提供する「あんしんストック」は、防災備蓄の保管・管理・提供を一括で行う新しい形のサブスク型防災備蓄サービスです。企業・法人やマンション住民・管理組合の1.置く場所がない、2.管理が面倒、3.気づいたら賞味期限が切れている、といった備蓄の悩みを一気に解決し、企業のBCP(事業継続計画)の高度化、マンション住民のLCP(生活継続計画)の向上に資するサービスです。

https://laspy.net/anshinstock/


Laspyについて

 「すべての人に安心と備えを」を企業理念に掲げ、企業や地域住民の皆さまに手軽にご利用いただける、防災備蓄を共同保有する仕組み「あんしんストック」を提供するスタートアップ企業です。皆さまがお勤めのオフィスビル、お住まいのマンションや町内会の防災インフラとして、生活の中で意識せずとも備蓄に困らない社会の構築に向けて、日々活動を行っています。「あんしんストック」を広げる取組みを通じ、SDGs11番の「住み続けられるまちづくりを」を推進してまいります。


本件に関するお問合せ

株式会社Laspy
E-mail:info@laspy.net
担当:河合・船木


会社概要

会社名:株式会社Laspy
代表者 : 代表取締役社長 藪原拓人
所在地: 東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町303
設立 : 2021年2月
事業内容:防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」の開発、運営
顧問弁護士 : 関 善輝(弁護士法人MASSパートナーズ法律事務所)
顧問税理士 : 石割 由紀人(Gemstone税理士法人、パートナー)


ご参考情報

・大手食品メーカーとの協業で、より美味しく「あんしん」な備蓄サービスへ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000092071.html

・はたらく人の防災意識の実態調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000092071.html

・株式会社Laspyの防災備蓄サービス「あんしんストック」、賃貸マンション『コスモグラシア内神田』に初導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000092071.html

・日本橋兜町・茅場町エリアの金融系スタートアップ向けオフィス「FinGATE」にて防災備蓄プラットフォーム「あんしんストック」を試験導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000092071.html

・東京ダイヤビルディング(東京都中央区新川)で防災備蓄プラットフォーム「あんしんストック」によるあんしんして生活できる街づくりの実証実験を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000092071.html

・防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」を展開する株式会社Laspyがシードラウンド資金調達のファーストクローズを5,000万円で完了
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000092071.html

・NHK「おはよう日本」の経済コーナー「おはBiz」で、Laspyの取り組みが紹介
https://laspy.net/nhk_ohabiz/

・日本初!災害の程度に応じて防災備蓄を提供! ビジネスモデル特許「災害備蓄提供システム」を取得

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