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【インパクト投資】シュローダー・ブルーオーチャード・マイクロファイナンス・ファンドへの投資~マイクロファイナンス機関への融資を通じて、新興国への“金融包摂”を後押し~ [第一生命]

2024/08/28  第一生命ホールディングス 株式会社 

2024 年8月 28 日

【インパクト投資】シュローダー・ブルーオーチャード・マイクロファイナンス・ファンドへの投資
~マイクロファイナンス機関への融資を通じて、新興国への“金融包摂”を後押し~

第一生命保険株式会社(代表取締役社長:隅野俊亮、以下「当社」)は、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社が組成するシュローダー・ブルーオーチャード・マイクロファイナンス・ファンド(以下、「本ファンド」)に対し、ESG 投融資の一環であるインパクト投資1として 50 億円の投資を実施しましたので、お知らせします。

【本投資の概要】
?本ファンドは、主に新興国における低所得者層向けに金融サービスの提供を行う金融機関(マイクロファイナンス機関)に対するプライベート・ローンを投資対象とします。

?本ファンドの実質的な運用は、2001 年に国連がイニシアチブをとって設立し、現在はシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社のグループ企業である運用会社 BlueOrchard Finance Ltd が担っています。同社は20 年を超える投資実績と、100 ヶ国・2億 5,000 万以上の人々に対して金融関連サービスの提供を行う幅広いネットワークとプレゼンスを誇るグローバルな運用会社です。世界で初めて民間投資家向けのマイクロファイナンスファンドを立ち上げた、この領域におけるパイオニア的存在として知られています。

?世界では、担保権設定や社会的信用等の理由から銀行口座を持てない成人の人数が約 14 億人にのぼるとされており、金融サービスへのアクセス確保は低所得者層の人々にとって事業拡大の課題となっています。本ファンドが投資対象とするマイクロファイナンス機関は、ODA(政府開発援助)の対象となるような新興国を中心に、低所得者層の人々へ融資等を通じて金融サービスへのアクセスを提供することで、金融包摂2を促進します。

?本ファンドは、ローンのインカム収益による安定的なリターンの獲得が見込まれるとともに、株式や債券といった伝統的アセットのリターンと低相関であるため、ポートフォリオ全体のリスクリターン向上が期待できます。

1 インパクト投資とは、運用収益の獲得と社会的インパクト(社会の構造変化等)の創出の両立を意図して投資判断を行う投資手法。
2 さまざまな理由で金融サービスから取り残された人々が経済的に安定した暮らしができるよう、基本的な金融サービスへのアクセスをサポートする

主な社会的インパクト
関連する SDGs目標
?新興国を中心とした低所得者層の金融包摂を促進し、 最終顧客の事業拡大や維持、経済的自立に寄与
※資金提供・支援を受けた最終顧客数、企業数等のインパクト定量指標の 測定が可能

当社は本投資を通じて、高い投資収益を期待するとともに、新興国を中心とした低所得者層の金融包摂を促進するシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社および BlueOrchard Finance Ltd の取組みを資金面からサポートし、その進捗状況を継続的にモニタリングしていきます。今後も引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG 投融資に積極的に取り組んでいきます。

BlueOrchard Finance Ltd CEO Philipp Mueller 氏は以下のように述べています。

【ファンド概要】
ファンド名称
シュローダー・ブルーオーチャード・マイクロファイナンス・ファンド(適格機関投資家専用)
運用会社
シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
投資対象
マイクロファイナンス機関に対するプライベート・ローン
当社投資額
50 億円

第一生命がブルーオーチャード・マイクロファイナンス戦略に投資頂くことを光栄に思います。マイクロファイナンス戦略は、安定した経済リターンの創出と同時に、新興国における数百万人の起業家を支援することを目指すインパクト投資戦略です。ブルーオーチャードは、2001 年の設立以来、20 年超にわたってインパクト投資ソリューションを開発してまいりました。この経験をもとに、日本市場におけるインパクト投資のさらなる発展を期待しています。本邦投資家によるサステナブル投資・インパクト投資への需要は高まっており、ブルーオーチャードは様々なお客さまのニーズにお応えする体制を整えています。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2024_020.pdf

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