SchoolTech事業を展開するClassi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 理啓、以下Classi)と亀岡市教育委員会(教育長:神先宏彰)は、小中義務教育学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内全小中義務教育学校24校の児童生徒が利用を開始します。
【背景】
亀岡市は、学校現場における働き方改革の中で、より効率的に業務を進める必要性を認識し、同時に保護者と学校間のコミュニケーションの円滑化の重要性も見据えながら、教育委員会の教育総務課と学校教育課、みらい教育リサーチセンター及び市長部局の情報政策課が連携し、連絡のペーパーレス化などDXを2023年から推進してきました。
上記の実現にあたって、教育委員会でtetoruの導入を決定後、まず推進校として応募した9校(小学校8+中学校1)で期間を設けてデモを実施しています。デモ期間にtetoruを活用した推進校において、先生方からは印刷や仕分けなどの業務及び紙・インク代の節減、時間の有効活用化の達成が成果として挙げられ、また、保護者からは朝の忙しい時間の効率化の実現や、資料がカラーで見やすくなったことを肯定的にとらえる声が上がりました。上記の反応を鑑み、推進校を含め、全校の教頭及び担当の先生を対象としたレクチャー等のステップを経て、2024年1月22日から、市内の全小・中・義務教育学校でのシステム導入と活用開始が決定しています。
本導入により、先生は、学校から配信された情報や保護者からの欠席連絡をシステム上で一元管理して業務効率化を推進することができ、また保護者は学校からの連絡事項を常時一覧化されている状態で確認したり、また欠席連絡なども余裕を持って前日の夜などに通知することが可能になります。
■亀岡市教育委員会コメント
「DXを推進することで、校務の効率化が図られ、このことによって児童生徒に関わっていく時間が増し、教育効果を高めていくことを目指しています。先生と子どもが良い関係を築くことが教育の要だと思っているので、その時間とエネルギーの創出をデジタルには期待しています。今後は、保護者が連絡を見たかどうかわかる既読機能等の開発など、円滑な活用となることを望んでいます。」
■tetoruとは
tetoruは「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービスです。公立学校、自治体が導入する場合は無料でご利用いただけるため、各校の予算が異なる場合でも自治体単位での一括導入がしやすくなっており、2024年1月現在153自治体に導入され、登録者数は100万人を超えています。
また、tetoruは校務支援システムとの連携機能を搭載しています。全国No.1シェアを誇る統合型校務支援システム「C4th」(*2)を繋げることで生徒児童に関する情報を一元化し、学校のDX促進を支援します。
【サービス名】tetoru(テトル)
【詳細URL】
https://tetoru.jp/
【サービス概要】小中学校向け保護者連絡サービス
【基本機能】学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡
【利用料】無料 ※公立の小中学校、教育委員会からの申込に限ります
【付加機能】統合型校務支援システムC4thとのデータ連携
【ポイント】
・C4thとのデータ連携をご利用には別途EDUCOM製品のオプション契約が必要です
・C4thとのデータ連携をご希望の場合は自治体単位でのお申込みが必要です
【お申込み方法】tetoruにご興味をお持ちの方は、こちら(
https://tetoru.jp/ )サイトよりお問合せ下さい。
(*2)EDUCOM調べ(2024年1月時点)
今後も、tetoruは各種機能を追加しながら学校・保護者双方の信頼関係の構築をサポートしてまいります。
【Classiについて】
Classiは<子どもの無限の可能性を解き放ち学びの形を進化させる>をミッションとして掲げ、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校および中高一貫校に提供しています。
学校(School)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた「SchoolTech」を推進しており、2022年4月からは公立小中学校領域でも事業を展開し、保護者向け連絡サービス「tetoru(テトル)」を開始しました。
今後も先生方とともに、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける力を育む支援を進めてまいります。