2024年9月12日
ZEH賃貸マンションの開発・運用を目的とした ノンリコースローン形式の「グリーンローン」契約の締結 株式会社池田泉州銀行（頭取 CEO 鵜川 淳）は、2024年9月10日、三幸アセットマネジメント株式会社（代表取締役 武井 重夫）がアセットマネージャーを務めるZEH（※1）賃貸マンションの開発・運用を目的として設立された特別目的会社「合同会社HMZEH1」との間で、ノンリコースローン形式の「グリーンローン」契約を締結しましたのでお知らせいたします。
本件は、旭化成ホームズ株式会社（代表取締役社長 兼 社長執行役員 川畑 文俊）が設計・施工する、ZEH の認証を受けた賃貸マンションの物件取得資金の提供を目的として締結したもので、株式会社SBI 新生銀行（代表取締役社長 川島 克哉）（※2）にて「グリーンローン原則（※3）」への適合性が確認されています。
2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画においては、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH 基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」等の政策目標が掲げられています。本件はその政策目標に資する取り組みです。
池田泉州銀行グループは、経営理念に基づき、幅広いパートナーシップを活用し事業活動を通じて地域の課題を解決することで、持続可能な地域社会の実現に貢献するとともに自らの持続的な成長に努めてまいります。
■本グリーンローン概要
借入人 合同会社HMZEH1
資金使途 ZEH賃貸マンションの物件取得資金
物件所在地 東京都世田谷区上馬
融資額 非開示
竣工時期 2025年4月予定
ローン契約締結日 2024年9月10日
※スキーム図は別紙ご参照
（※1）ZEHとは、net Zero Energy House （ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）のことで、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、できる限り省エネルギーに努め、太陽光発電などによりエネルギーを創ることで、1 年間で消費する住宅のエネルギー量が正味（ネット）で概ねゼロ以下となる住宅のことです。
（※2）SBI 新生銀行（サステナブルインパクト評価室）では、「新生グリーンファイナンス・フレームワーク」を策定し、本フレームワークがグリーンローン原則に整合的であること、およびSBI新生銀行における本フレームワークの実施体制が堅固であることについて、株式会社日本格付研究所より第三者意見を取得しています。
（※3）グリーンローン原則は、グリーンローン借入に関する自主的ガイドラインとして、商品の開発と誠実性向上を視野に策定された融資原則のことです。グリーンローンとは企業等が国内外のグリーンプロジェクトに要する資金を調達する際に用いられる融資のことです。
（別紙）
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.sihd-bk.jp/CGI/fresh_news/fresh_news.cgi?mode=frame&seq=0000002455