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最終更新時刻:17時11分

東京都の伴走型支援プログラム「TIB STUDIO」にジーズアカデミーが支援事業者として始動

2024/08/09  デジタルハリウッド 株式会社 

2024年4月に卒業した中島虹敏氏を支援する第一号の起業家として採択

IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を展開するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO吉村毅、学長 杉山知之)が運営する、起業家・エンジニア養成スクール『G's ACADEMY』(ジーズアカデミー)は、東京都が若者たちの独創的な夢やアイディアをブラッシュアップし、ビジネスへと磨き上げるために開始した、シード期のスタートアップ向け事業化支援プログラム”TIB STUDIO”に支援事業者として参画し、ジーズアカデミーが支援する第一号の起業家を採択しました。


2024年4月に卒業した中島虹敏氏(写真左)を支援する第一号の起業家として採択

■「TIB」と「TIB STUDIO」とは

東京都は、東京からイノベーションを巻き起こすことを目指し、国内外からスタートアップやその支援者が集い、交流する一大拠点「Tokyo Innovation Base」(以下「TIB」という。)の構築を進めています。
TIB “STUDIO”とは、スタートアップ支援事業者の支援を受けながら、資金調達に向けて事業検証に取り組む「起業支援プログラム」です。審査の段階から事業領域や希望に合わせて最適なスタートアップ支援者をマッチングし、事業フェーズに合わせた支援を行います。

詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005030.000052467.html

「TIB STUDIO」は、参加費無料のうえ、いつでもエントリーができるのが特徴です。審査に合格した場合、起業家はご自身のフェーズに合わせて、希望する支援事業者から各種支援を受けられます。



エントリー:https://tib.metro.tokyo.lg.jp/studio/


■TIB STUDIOにおけるジーズアカデミーの支援について


ジーズアカデミーは、カミナシ、フォトラクション、助太刀をはじめ、2024年8月時点で109社の起業、139億円の資金調達を成功させてきました。そのノウハウを活用し、Webテクノロジーを活用したビジネス全般において、集中型サポートを提供します。


エンジニア起業家養成機関ならではの特徴として、支援を受ける起業家は以下のサポートが受けられます。


1. 自社のカリキュラムによってMVP開発のための基礎知識をハンズオンで身に付けられます。
2. 熱量の合うエンジニアとのマッチングを行い、自らの熱量でスカウトする機会があります。
3. 調達にあたってシード~シリーズAの「視座の近い」先輩起業家のメンタリングを受けられます。
※「シリーズA」とは、投資ラウンドと呼ばれる投資家がスタートアップ企業に投資をする際の投資フェーズの種類のひとつです。



また、一般の方だけではなく、受講中に「アイディア改善」フェーズと「ビジネスモデル検証」フェーズを経たジーズアカデミーの卒業生は、審査に合格すれば、「MVP開発」フェーズからの支援を受けることも可能です。このたび、2024年4月に卒業した中島虹敏氏を支援する第一号の起業家として採択しましたので、その事例をご紹介します。

《中島虹敏氏のご紹介》
中島 虹敏(ナカジマ ニジトシ)氏
SHOWCASE Product Owner・Product Manager


「虹」が美しいハワイ出身・ニックネームは「レインボー」。米・マイアミ大学にて国際金融・マーケティングを学び、本場ウォルト・ディズニー社でのインターンシップを通して最高峰の「世界観創り」を実体験。AI系ERP大手の米国法人の立ち上げメンバーとして、シリコンバレーを中心にイノベーションパートナー開拓に従事。拠点を日本へ移し、宇宙とサイバーセキュリティスタートアップのセールスマーケティング第一号を担当。現在、ジーズアカデミーで出会った初期メンバー(久保田圭介・寺田果歩・石井遼太郎・他)と共に、空間デザインと世界観の共有・共感サービス「SHOWCASE」の事業化に向けて前進中。

中島氏はジーズアカデミー受講中から同期3名を事業の初期メンバーとして集め、卒業後もスタートアップの立ち上げに向けて活動しています。資金調達に向けたMVP開発において、難しいと感じる場面が多いそうです。
そこで、中島氏はTIB STUDIOの支援を知り、MVP開発経験も豊富なエンジニアが専属で2ヶ月間共同開発してくれることに強い魅力を感じ、プログラムに応募しました。


今回の採択に当たってジーズアカデミーは、MVP開発フェーズにおいて以下2名のエンジニアをアサインし、8月1日から9月末まで中島氏をサポートします。また、中島氏には事業領域の専門家からの壁打ちを受けていただく機会も提供します。



サポートエンジニア:今村 有希氏


日本語教育領域(VRアプリ/スクール)にて共同創業後、現在はフリーランスとして活動。同領域にて、ノンネイティブワーカー向け学習コンテンツサービス「NIHONGOBASE」の開発。サブドメインとしてリスキリング、越境HRのスタートアップにてそれぞれCS、開発マネジメントを兼業。
今回、中島さんとSHOWCASEチームの熱量に魅せられ、MVP開発フェーズのサポートとして参加。

サポートエンジニア:岩下 広司氏


株式会社シーノ 代表取締役
新卒では専門商社にて食品の輸出部門で営業職として従事。その後、建設業の経営を経て、2019年より現職。自社開発した学習管理システムをG's ACADEMYへ提供。主に使用する技術はNuxt.js, Goなど。




■G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)について

https://gsacademy.jp/


「G’s ACADEMY」は「セカイを変えるGEEKを養成する」をテーマに、2015年4月にデジタルハリウッドが設立したエンジニア・起業家養成スクールです。このコンセプトが共感を呼び、入学者の約80%が起業志望者またはベンチャー企業への就職希望者となっています。

入学時は全くのプログラミング初心者だった方々が、卒業時にはサービスを次々と立ち上げ、卒業間もなくVCからの資金調達に成功するなど奇跡的なストーリーを生み出し、現在は約2,000名の起業家×エンジニアコミュニティに成長しています。


また、多くの起業志望者に対応すべく、最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「D ROCKETS」を設立。起業家とエンジニアの化学反応を引き起こし「セカイを変えるようなサービスを日本から生み出すこと」に貢献しています。 


なお、運営母体であるデジタルハリウッド大学では、大学発ベンチャーの設立数が全国13位(令和5年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省))となっており、多数の起業家を輩出しています。

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