2024年7月31日
住友化学株式会社
当社子会社における早期退職者募集に関するお知らせ
当社子会社の住友ファーマ株式会社（コード番号：4506、本社：大阪市、代表者：代表取締役社長木村徹、事業内容：医療用医薬品の製造・販売、資本金：224億円）は、同社における事業構造改革に伴う早期退職者募集を別添資料のとおり決定しましたので、お知らせします。
以上
2024年7月31日
住友ファーマ株式会社
事業構造改革に伴う早期退職者募集に関するお知らせ
当社は、2024年7月31日開催の取締役会において、国内事業における将来の黒字体質確立に向けた、抜本的な事業構造改革の一環として、下記のとおり、当社従業員を対象とした早期退職者の募集を行うことを決議しましたので、お知らせします。
記
1．早期退職者募集の理由
当社は、2023年3月期、2024年3月期と2期連続で親会社の所有者に帰属する当期損益が多額の損失となるなど、厳しい業績が続いています。2025年3月期は、コア営業利益の黒字化を目指すものの、親会社の所有者に帰属する当期損益は損失となる見通しです。当社は、早期の業績回復と再成長を果たすため、2024年度を当社グループの再成長への転換点とすべく、コア営業利益の黒字化を必達目標とし、①売上収益の拡大、②コスト削減、③将来の成長シーズの確保、の方針に従い、全社一丸となって様々な施策に取り組んでいます。
このような中、国内事業においては、2024年6月にパーキンソン病治療剤「トレリーフ®」の後発医薬品が上市され、今後は2型糖尿病治療剤「エクア®」「エクメット®」の後発医薬品の上市が見込まれることや、研究開発におけるポートフォリオの見直しを進めたことなどから、事業規模、研究開発パイプラインおよび製品構成の変化に対応した全社レベルでの事業体制のスリム化が喫緊の課題となっています。
こうした事業状況および現在の当社の厳しい財務状況などを踏まえ、今後の国内事業において効率的な事業運営体制を構築し、持続的な成長を果たしていくためには、合理化を含む抜本的な構造改革の実現が必須と判断し、今般、早期退職者の募集を行うことを決定しました。
2．早期退職者募集の内容
（1）対象者：2024年11月30日時点で40歳以上かつ勤続5年以上の社員
（一部の社員を除く）
（2）募集人員：約700名
（3）募集期間：2024年9月17日から10月11日まで
（4）退職日：2024年11月30日
（5）優遇措置：通常の退職金に特別退職金を加算して支給する。さらに、希望者に対しては再就職支援を行う。
3．業績に与える影響
今回の募集に伴い発生する特別退職金および再就職支援費用は、2025年3月期決算において、事業構造改善費用として販売費及び一般管理費（コア外）および研究開発費（コア外）に計上する予定ですが、現時点では応募者数および特別退職金総額等が未確定であるため、業績見通しへの影響については、確定次第速やかに公表します。
以上
