この度、AIS CAPITAL 株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、パートナー:郭健、肖敏捷、崔皓、以下「AIS CAPITAL」)および、ライフサイエンス事業の専門子会社AIS Biotech 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:郭 健、以下「AIS Biotech」)は、EPS 創健医薬発展株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:黒沼宏輔、以下「EPS創健医薬発展」)との間で、日中間における医薬品、研究開発シーズなどのライセンシング事業での事業シナジーを期待した業務提携を行いました。
AIS CAPITALはこれまでに30件以上の日中間のクロスボーダーM&A や資金調達アドバイザリー等を手掛け、中でも特に日本のアカデミア発バイオベンチャーの海外進出支援など、ライフサイエンス分野において数多くの実績を有しております。また、近年の中国における製薬業界市場の盛り上がりを背景に、2022年1月にAIS Biotechを設立しました。
EPS 創健医薬発展株式会社はEPSグループの子会社であり、日本と中国の製薬会社やアカデミア及びバイオベンチャーを顧客とした戦略立案、非臨床試験、臨床試験、承認申請、製造・販売に加え、資金調達やライセンシングといった経営面も支援するIRO(Innovative Research Organization)事業を手がけています。
AIS Biotech及びEPSグループの強みのである中国医薬品市場の成長率は近年著しく、グローバルな研究開発拠点として多くの製薬企業が注目している地域です。そのため、本業務提携により中国市場を切り口として、日本の創薬ベンチャーの抱える資金調達・人材面や臨床開発全般のノウハウ、海外展開するためのネットワーク、EXIT戦略などの課題解決、創薬研究開発の加速化を両社で実現することを目的とします。
AIS CAPITALとEPS創健医薬発展の経営母体であるEPS Creative Health Technology Group Limited(以下、EPS創健 本社:香港(特別行政区) 代表取締役:大社聡)は既に、多方面で連携をとっており、AIS CAPITALの運営する在日外国人の日本での創業や日本のスタートアップ企業のグローバル展開を支援する「BooSTARX1号投資事業有限責任組合」(以下「BooSTARX1号ファンド」、※1)にEPS創健から出資を受けています。また、日本のバイオベンチャー企業に対して中国製薬会社とのライセンシング支援において共同でアドバイザリー(※2)の取り組みを行って参りました。
※参照1:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000085612.html
※参照2:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0845C0Y2A800C2000000/
今回正式に業務提携を締結することにより、更なるパートナーシップの強化を図ることで、EPS創建グループの中国事業ノウハウ、グローバルリサーチ経験とAIS グループの豊富な投資アドバイザリー経験と融合し中国展開に対する多岐にわたるソリューションを日本企業のニーズに合わせて提案可能となりました。これにより日本企業の保有する優れたシーズや既存医薬品の中国展開に対する事業機会の創出を支援していきます。
【EPS創健医薬発展株式会社】
EPS創建グループが有する中国現地の複数社に及ぶ事業拠点、医療産業での豊富なネットワーク及び開発支援業務、薬事当局申請等の資源とナレッジの効率的な活用且つ高度化したソリューションの提供を目的とした、日中に基盤を持つ創薬支援事業会社です。
【AIS CAPITAL】
日中双方向の投資や進出支援に特化する専門家集団として、M&A、戦略/財務投資、JV 設立、業務提携等の分野でワンストップのサービスを提供しています。中国を熟知し、日本に精通する投資業務のバックグラウンドのメンバーで構成されたプロフェッショナル集団です。現在は1.日中クロスボーダー投融資に関するアドバイザリー業務、2.自己資金及び、ファンド組成による投融資業務、3.スタートアップ支援、ベンチャーコミュニティ運営事業を展開しています。
【AIS Biotech株式会社】
AIS Biotech株式会社は、AIS CAPITALの豊富な日中間投資アドバイザリー経験を背景に、日本のアカデミア発バイオベンチャーの海外進出支援など、ライフサイエンス分野の事業に特化したコンサルティング会社です。
◆会社概要
会社名: AIS CAPITAL株式会社
所在地: 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10階
パートナー: 郭健、肖敏捷、崔皓
設立日: 2017年5月
URL:
https://www.aiscapgroup.com