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最終更新時刻:17時11分

生成AIと外部知識の活用への挑戦の最前線 ~生成AI時代のナレッジグラフ構築技術:ナレッジグラフ推論チャレンジ2023~

2023/10/24  一般財団法人 機械システム振興協会 

セミナー:2023年11月15日(水) 17:00~18:30 (90分) ハイブリッド開催(主催:機械システム振興協会、参加無料)

 ChatGPT を始めとした大規模言語モデル(LLM)を用いた生成AI の利用に当たっては、誤った内容が出力される場合がある、どのような情報を基にして出力されたのかが分からない、毎回同じ回答が生成されるとは限らないといった課題があります。こうした課題に対して、明示化されたファクトデータや論理的な知識(外部知識)を接続するアプローチによった解決が期待されます。具体的な事例として、LLMと社内の文書や知識の組み合わせによる現場での活用の取り組みが進められています。  本セミナーでは、進化のスピードが著しい「生成AI(特に大規模言語モデル)における外部知識(ナレッジグラフ)の活用」や「生成AI時代のナレッジグラフ構築技術」の国内外での最前線の取り組みを、産業技術総合研究所 人工知能研究センター 江上 主任研究員が解説します。 【開催概要、参加のお申込み URL】 https://www.mssf.or.jp/info129/


 2023年11月15日(水)17:00より、セミナー会場とオンラインのハイブリッド形式にて「第2回 機械システム・イノベーションセミナー」を開催いたします。
 講師は、江上 周作 氏(産業技術総合研究所 主任研究員、電気通信大学 連携准教授)です。講演テーマは、「生成AIと外部知識の活用への挑戦の最前線」です。
 講演後のディスカッション・セッションでは、村上 存 氏(東京大学 機械工学専攻 教授)をモデレータに迎え、参加者から質問を受け付けるとともに、実社会における生成AIの活用の可能性と課題、外部知識の活用に向けてのナレッジグラフ構築技術の展望について議論します。
生成AIと外部知識の活用への挑戦の最前線 ~生成AI時代のナレッジグラフ構築技術:ナレッジグラフ推論チャレンジ2023~


【開催趣旨】 本セミナーでは、進化のスピードが著しい「生成AI(特に大規模言語モデル)における外部知識(ナレッジグラフ)の活用」や「生成AI時代のナレッジグラフ構築技術」の国内外での最前線の取り組みを、産業技術総合研究所 人工知能研究センター 江上 主任研究員が解説します。
【開催概要】
イベント名:令和5年度 第2回 機械システム・イノベーションセミナー
開催日時2023年11月15日(水) 17:00~18:30 (90分)
開催形式:セミナー会場とオンラインのハイブリッド形式(オンラインはTeams ウェビナー配信)
開催場所
(会場参加の方
日本自動車会館 くるまプラザ(最寄り駅:御成門、大門、浜松町)
1階 第1・第2会議室
〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1-30
(アクセス)https://www.aba-j.or.jp/jidoshakaikan/access/
(オンライン参加の方)
オンライン参加の事前登録いただいた方にはTeamsウェビナーのリンクを配信いたします。
参加費:無料
定員:セミナー会場60名(申し込み受付順)、オンライン200名
主催:一般財団法人 機械システム振興協会
【参加お申し込み方法】
以下のサイトの[会場参加登録][オンライン参加登録]からお申し込みください。
https://www.mssf.or.jp/info129/
お申し込み締め切り:2023年11月10日(金)17:00



プログラム


【プログラム1】講演要旨
 近年、ChatGPT を始めとした大規模言語モデル(LLM)を用いた生成AI の開発・利用は、人工知能の研究分野に限らず、広く社会で利用される技術として注目されています。また、知識工学、セマンティックWeb分野への応用においても大きな可能性があると考えられます。
 その一方で、言語モデルによって生成される内容には、出力内容の品質が保証されていないという根源的な課題が残されています。
 なかでも、正確性が保証されない(誤った内容が出力される場合がある)、根拠となる情報(出典)が暗黙的である(どのような情報を基にして出力されたのかが分からない)、再現性が担保されない場合がある(Web サービスとして提供されているモデルを使用した場合には、毎回、同様の内容が生成されるとは限らない)といった課題は、ナレッジグラフ(*)を用いた説明可能なAI技術の発展により解決が期待されます。
 本セミナーでは、国内外で急速な進化が著しい生成AIと外部知識の活用への挑戦の最前線の取り組みを分かりやすく解説するとともに、特に注目されている「生成AI 時代のナレッジグラフ構築技術」についての取り組みを紹介します。

(*)ナレッジグラフとは
 様々な事物をノードとして表し、それらの関係性をエッジとして表す「データのグラフ」がナレッジグラフ(知識グラフ)です。LLMの課題の一つにハルシネーション(幻覚)の問題がありますが、この問題に対し、明示化されたファクトデータや論理的な知識を接続することにより解決できないかというアプローチが知識グラフです。具体的な事例として、LLMと社内の文書や知識の組み合わせによる現場での活用の取り組みが進められています。ナレッジグラフは、LLM単体での応用の限界を克服する構造化知識・ファクトデータとしても注目されています。

 「ナレッジグラフ推論チャレンジ」(主催:人工知能学会 セマンティックウェブとオントロジー研究会 企画委員)では、ナレッジグラフをオープンデータとして提供し、AIシステムの動作の正確性や品質の保証のため、システムが判断に至った理由を論理的に説明できるAI技術の提案を、民間企業や大学などから募集してきました。
 今年度は急速に進展しているナレッジグラフの構築技術に焦点を当て、「ナレッジグラフ推論チャレンジ~生成AI時代のナレッジグラフ構築技術~」として開催し、大規模言語モデルを用いたナレッジグラフの構築技術の提案を募集しています。(開催スケジュール:2024/1/31 チャレンジ応募締め切り、2024/3/9 最終審査会・授賞式;URL https://challenge.knowledge-graph.jp/

【プログラム2】ディスカッション・セッション
モデレータ:村上 存 東京大学 機械工学専攻 教授
 ディスカッション・セッションでは、参加者から質問を受け付けるとともに、実社会における生成AIの活用の可能性と課題、外部知識の活用に向けてのナレッジグラフ構築技術の展望について議論します。

講師プロフィール


江上 周作 (Shusaku Egami) 博⼠(工学)
[所属]
産業技術総合研究所 主任研究員
電気通信大学 連携准教授
法政大学 兼任講師
[経歴]
2020.10 - 現在︓産業技術総合研究所
2019.4 - 2020.9︓電子航法研究所
2019.3︓電気通信大学 博⼠後期課程修了
2018.3 - 2019.3︓日本学術振興会 特別研究員(DC2)
[専門分野]
知能情報学,ウェブ情報学,知識工学,データ工学
[主な委員会活動]
人工知能学会 セマンティックウェブとオントロジー研究会 幹事
国際会議 ISWC、ESWC、CIKM各プログラム委員、IJCKGワークショップ委員長
LODチャレンジ実行委員
[主な受賞]
人工知能学会 研究会優秀賞(2019, 2023)
人工知能学会 全国大会優秀賞(2022)
ISWC Best Poster Award (2021)
LODチャレンジ 最優秀賞(2014, 2016, 2023)

Coming Next(次回のシンポジウムのご案内)


【テーマ】「メタバースを活用した就業・社会参加支援シンポジウム」
 ~メタバースでつなげる・つながる新たな世界~
【シンポジウム:2023年11月30日 14:00- ハイブリッド開催】

【共催】 (一財)機械システム振興協会、(一社)ソフトウェア協会
【開催趣旨】
 メタバースは、バーチャルリアリティと人工知能の進歩により、現実世界とデジタルの境界を超えた新たな領域です。
 本シンポジウムでは、この新たな領域が私たちにもたらす可能性についてご講演いただくとともに、自治体がおこなっているメタバースを活用した就業・社会参加支援に係る事例をご紹介します。
 また、パネルディスカッションでは、それぞれの専門家の視点から、引きこもりの方への社会参加支援策について、メタバース活用の利点や課題などについてディスカッションします。
【開催概要、参加のお申込み URL】
 https://www.mssf.or.jp/info128/

【令和5年度事業紹介】イノベーション戦略策定事業、フォーラム事業テーマ


 当協会では、機械産業及び関連産業の総合的な高度化と国民生活の向上を図るため、機械システムの開発に関する技術的・経済的・社会的調査及び実証的試験研究を行ってきました。
 令和5年度では、革新的・先進的技術をもとにした具体的なイノベーション戦略づくりを行う「イノベーション戦略策定事業」、社会的にインパクトのあるテーマについて有識者による議論を行う「フォーラム事業」を実施しています。

【令和5年度 イノベーション戦略策定事業事業】https://www.mssf.or.jp/activities/ をご参照ください。)
[1] 中小建設業における建設現場の「安全・安心の確保」に向けたデジタル化推進に関する戦略策定
[2] レーザー加工用光位相制御システムの市場開拓に関する戦略策定
[3] メタバースを活用した就業・社会参加支援プラットフォームに関する戦略策定
[4] 縫製工程の自動化に向けたCADデータ活用に関する戦略策定

【令和5年度 フォーラム事業】https://www.mssf.or.jp/activities/ をご参照ください。)
[1] 中小企業地域集積のDX化における地域間連携推進フォーラム https://www.mssf.or.jp/info111/
[2] 生成AIの機械システム設計開発への活用フォーラム https://www.mssf.or.jp/info114/
[3] 鉄スクラップの高精度選別システム検討フォーラム https://www.mssf.or.jp/info127/

一般財団法人 機械システム振興協会について



【法人概要】
法人名:一般財団法人 機械システム振興協会
所在地:〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル9階
代表者:堤 富男
設立: 1979年7月11日
事業内容: 機械システム調査開発、成果普及、調査研究等報告書整備・情報提供、NPO法人設立支援、イノベーションセンター
HP:https://www.mssf.or.jp/

お問い合わせ先


(一財)機械システム振興協会 事務局
 当協会サイトのコンタクトフォーム(https://www.mssf.or.jp/contact/#inquiry)からお願いいたします。

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