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城北化学工業株式会社様との「とうほうサステナビリティ・リンク・ファイナンス」の契約締結について

2024/08/30  株式会社 東邦銀行 

2024 年8月30日

城北化学工業株式会社様との 「とうほうサステナビリティ・リンク・ファイナンス」の契約締結について

東邦銀行(頭取 佐藤 稔)は、城北化学工業株式会社様(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 大田 友昭。以下、「当社」)に対し、「 とうほうサステナビリティ・リンク・ファイナンス(ローン型)」(※1、以下、「とうほうSLF」) を組成しましたのでお知らせいたします。

当社は、福島県いわき市に製造工場を保有し、亜リン酸エステルの専業メーカーとして、プラスチック、繊維、ゴムなどの耐熱性向上剤、酸化防止剤、さらには医農薬の中間体といった幅広い分野で活用されるリン化合物を、高い品質と世界トップレベルの製品ラインナップで製造・提供しています。また、当社は経営理念として「Sustainable Growth(持続的成長)」と「Mutual Prosperity With Stakeholders(ステークホルダーの皆様との共存、共栄)」を掲げています。これは自社の持続的成長・発展に目指していくためには、環境に配慮し、かつ従業員、株主、取引先、地域社会との永続的な共存、共栄をはかることが重要であるとの考えを表したものであり、当社がこれまで大切にしてきた理念です。

本ローンにて当社は「有給休暇取得率」及び「男性の育児休暇取得率」をKPIとして選定しております。従業員が安心して働けるために良好な就労環境を整備することは、従業員の心身の疲労の回復とそれに伴う生産性の向上、及び男女ともに仕事と育児の両立する社会の実現に繋がるものであり、当社の経営理念と整合した有意義な取組みであると評価しています。なお、一般財団法人とうほう地域総合研究所(理事長:矢吹 光一)より、「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および環境省「グリーンローンおよびサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に整合している旨のセカンドオピニオン(※2)を取得しています。

当行では、2030 年までに合計 1.5 兆円のサステナブルファイナンスを実行することを目標として掲げており、今後も多様な金融手法を活用しながら、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

(※1)お客さまが設定した野心的な「持続可能な経営目標」(以下、「SPTs:Sustainability Performance Targets」)の達成状況に応じて金利等の条件が連動する商品です。「とうほうSLF」は株式会社格付投資情報センターより、「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および環境省「グリーンローンおよびサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」の趣旨に沿ったフレームワークである旨のセカンドオピニオンを取得しております。

(※2)一般財団法人とうほう地域総合研究所のセカンドオピニオンは、別紙をご参照ください。



1.城北化学工業株式会社様の概要

所在地 東京都渋谷区恵比寿1-3-1 朝日生命恵比寿ビル5階
代表者 代表取締役社長 大田 友昭
創業 1957 年
業種 合成樹脂添加剤等各種化学品製造業

2.本ファイナンス概要

契約締結日 2024 年8月30日(金)
融資金額 3億円
資金使途 運転資金
SPTs
・有給休暇取得率を2026年度までに75%とし、以降、維持する
・男性の育児休暇取得率を2024年度以降100%とする
第三者意見
一般財団法人とうほう地域総合研究所

3.とうほうSLFのスキーム図

4.関連するSDGs

東邦銀行グループでは、『サステナビリティ宣言』を制定し、グループ全体で地域経済の活性化や社会的課題の解決に向けた取組みを通して “地域社会に貢献する会社へ”を目指しています。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.tohobank.co.jp/cms_source/data/newsrelease/files/20240830_3.pdf

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