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最終更新時刻:17時11分

ゼロセメントタイプの環境配慮型コンクリートを使用した人工石材「さすたまぶる(TM)」を開発

2024/09/02  三井住友建設 株式会社 

ゼロセメントタイプの環境配慮型コンクリートを使用した人工石材「さすたまぶる(TM)」を開発

― 色彩豊かな表現と高い造形性により、幅広い用途に適用可能 ―

2024年09月02日

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 柴田 敏雄)は、環境配慮型コンクリート「サスティンクリート(R)」(※) を使用した人工石材「さすたまぶる(TM)」を開発しました。

「さすたまぶる」は、多彩な色や模様を表現することができ、形状の自由度が高く、天然石材では難しい造形を実現できます。そのため、デザイン性に富んだ造形物への適用も可能です。また、「さすたまぶる」は環境にも配慮し、ポルトランドセメントを使用しない「サスティンクリート」を用いています。

(※) 材料に由来するCO2排出量を最大90%削減する当社が開発した環境配慮型コンクリート

【多様な色彩と高い造形性を実現する「さすたまぶる」】

■「さすたまぶる」の特徴

[1] 多彩な色や模様を表現可能

「サスティンクリート」が通常のコンクリートより白色に近いため、顔料による発色が極めて良好で、鮮やかで豊富な色彩を表現可能です。

[2] 蓄光性能を付与し、光る人工石材として活用可能

蓄光材を加えることで、紫外線や電灯の光を蓄光して暗い場所や夜間に発光します。この特徴を活かして、停電時の避難誘導灯やインテリア用途で光る人工石材として活用できます。

[3] 様々な形状を表現可能

「サスティンクリート」は流動性に優れ、固まると御影石などの天然石材と同程度の強度となります。そのため、天然石材と同様の加工ができるだけでなく、型に流して固めることで繊細なデザインを実現できます。

[4] 安定した品質

安定した品質を確保できるため、製造段階での生産ロスを抑えることができます。

[5] 製造時のCO2排出量が少ない

通常のコンクリートと比べ、CO2排出量が少ないゼロセメントタイプの「サスティンクリート」を使っています。

【蓄光性能を付与し、発光する「さすたまぶる」】

■「さすたまぶる」の床材を試験施工

「さすたまぶる」の床材を自社R&Dセンター(千葉県流山市)の屋外の一部に試験施工しました。床材に求められる防滑性能に関する試験を実施し、歩行時の安全性を確認しています。

【床材の施工状況】

■ 今後の展開

当社は「さすたまぶる」を天然石材の代替用途や建材だけでなく、幅広い用途への適用を検討してまいります。今後も環境に配慮した技術開発を通じて、お客様の多様な要望に応えることで、脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。

<お問い合わせ先>

本件についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

三井住友建設株式会社
経営企画本部 広報室
〒104-0051 東京都中央区佃二丁目1番6号
TEL: 03-4582-3015?FAX: 03-4582-3204

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