2024 年９月 13日
ENECHANGE 株式会社
上場維持基準（純資産基準）への適合に向けた計画に基づく進捗状況
及び決算期変更に伴う改善期間の変更について
当社は、2023 年 12 月期において、株式会社東京証券取引所（以下「東証」といいます。）の定める東証グロース市場の上場維持基準を充たしていなかったことから、下記のとおり、上場維持基準への適合に向けた計画に関して進捗状況をお知らせいたします。
記
１．2025 年３月期第２四半期決算の状況について
本日開示しました「2025 年３月期第２四半期決算短信［日本基準］（連結）」に記載のとおり、当社は、 2025 年３月期第２四半期において、売上高は 2,721 百万円(前年同四半期比 39.2%増)となり、原価及び販売費及び一般管理費については経費削減を推進したものの、営業損失 1,421 百万円（前年同四半期は営業損失1,151 百万円）、経常損失 906 百万円（前年同四半期は経常損失 1,213 百万円）となり、四半期純損失は1,802 百万円（前年同四半期は四半期純損失 1,214 百万円）となりました。なお、当社は、2024 年２月 26 日公表の「第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ」のとおり、JICVGI オポチュニティファンド１号投資事業有限責任組合を割当先とした第三者割当増資により、2025 年３月期第２四半期連結会計期間末時点では、純資産の額は 783 百万円となり、債務超過は解消しております。
２．純資産の額に係る上場維持基準への適合に向けた基本方針及び決算期変更に伴う改善期間の変更について
当社は９月３日の臨時株主総会で決算期変更（事業年度の末日）に係る「定款一部変更の件」を付議し、承認されました。これをもって同日付で、東証より、上場維持基準（純資産基準）の改善期間が変更後の決算期にあわせ、2025 年 3 月末日までとなる旨の通知をうけました。
当社は、2024 年９月２日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項」に記載のとおり、下記３（１）～（３）の項目を主軸とした取り組みを実施しております。 今後、詳細が決定次第、速やかにお知らせいたします。
３．純資産の額に係る上場維持基準への適合に向けた取り組みの進捗状況について
（１）コスト効率化による収益性の改善について
当社は、全社的に収益性改善を目的としたコスト削減を実施するために、コスト構造の見直しを行う方針であり、各セグメントのコスト精査を随時進めております。
（２）EV 充電事業に係るブリッジローン組成及び減損損失の解消について
当社は、EV 充電事業に係るブリッジローンの組成について各金融機関と協議を進めております。現状、各金融機関にて当社の再発防止策や新経営体制に基づき、検討を頂いております。当該ブリッジローンによる資金調達を実現するとともに、EV 充電事業の事業計画を見直した上で EV 充電事業に係る固定資産の減損損失の解消に向けた協議を監査法人アヴァンティアとの間で進めてまいります。
（３）財務基盤の強化策に関して
2024 年９月２日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項」P12 に記載のとおり、当社は、財務基盤の強化策に関して幅広に検討を開始しており、詳細が決定次第、速やかにお知らせいたします。
当社は、引き続き、経営基盤の再構築と経営安定化を目的として、以上の取り組みを実施・達成することにより、2025 年３月期末での純資産の額に係る上場維持基準への適合を目指してまいります。
以上
