最先端AIとクラウドコンピューティング向けのマルチモードファイバー光伝送技術に関するお知らせ

2024/07/01　株式会社　エンプラス　

2024.7.1 事業関連ニュース

最先端AIとクラウドコンピューティング向けのマルチモードファイバー光伝送技術に関するお知らせ

株式会社エンプラス(以下、「当社」)ならびにVI Systems GmbH(ドイツ、ベルリン、以下、「VI Systems社」)は、最先端AIとクラウドコンピューティング向けのマルチモードファイバー(以下、「MMF」)光伝送における新技術についてお知らせいたします。
最先端AIとクラウドコンピューティングの急速な拡大により、費用対効果とエネルギー効率に優れた先進的な短距離光伝送ソリューションのニーズが高まっております。
当社とVI Systems社は戦略的なパートナーであり、複数口径(Multi aperture)のシングルモードVCSEL(垂直共振器型面発光レーザー)と最適化された当社のプラスチックレンズアレイにより革新的なMMF伝送の特性について共同研究を進めております。
この共同研究の結果、53Gbaud(もしくは106Gbit/s PAM-4)における伝送距離が従来のマルチモードVCSELと比較して2～4倍に延長され、現在のOM4ファイバーの最小の伝送距離である200mを超えたデータ転送を実現しました。
この共同研究により、最先端AIとクラウドコンピューティングのインフラに不可欠である光伝送技術において持続的な成長を実現してまいります。

本件は、ドイツのフランクフルトで2024年9月23日から25日にかけて開催されるECOC Exhibitionにおいて、当社とVI Systems社共同で発表する予定です。未来に向けた光伝送技術として社会に貢献してまいります。

最先端AI向けの樹脂レンズアレイ