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最終更新時刻:17時11分

第83回日本癌学会学術総会での当社抗体を用いた研究成果発表のお知らせ

2024/08/28  株式会社 カイオム・バイオサイエンス 

2024 年8月28日
株式会社カイオム・バイオサイエンス

第83回日本癌学会学術総会での当社抗体を用いた研究成果発表のお知らせ

この度、弊社と大阪公立大学大学院医学研究科癌分子病態制御学講座との共同研究による抗CXCL1/2/3/5抗体を用いた研究成果が第83回日本癌学会学術総会(開催地:福岡国際会議場、開催期間:2024 年9月19日(木)~9月21日(土))において発表されることを、お知らせいたします。

本研究では抗CXCL1/2/3/5抗体によるスキルス胃がんなどの難治性がんマウスモデルにおける病態の抑制効果及び免疫チェックポイント阻害剤との併用効果を発表いたします。

学会発表の概要は下記の通りです。

登録番号:11066
日 時:2024 年9月19日(木)15:40-16:25(予定)
発表形式:ポスター
タイトル:CXCR2 axis block by anti-human CXCL1/2/3/5 antibody inhibit MDSCs migration to tumor
and improve tumor microenvironment

第83回日本癌学会学術総会HP https://site.convention.co.jp/jca2024/

以 上

<PXLRについて>

PXLR は当社と大阪公立大学八代正和准教授との共同研究により取得した抗ヒトCXCL1/2/3/5モノクローナル抗体にかかる当社プロジェクトコードです。

免疫チェックポイント阻害剤(ICI)によりがん治療は大きく変化しましたが、未だ奏効率は限られています。これは、腫瘍中には骨髄由来免疫抑制細胞(MDSC)や癌関連線維芽細胞(CAF)などの様々な免疫抑制性の間質細胞が含まれ、ICIの抗がん活性を阻害している事が一つの要因と考えられています。抗CXCL1/2/3/5抗体は、これら間質細胞の腫瘍組織への集積を阻害し、がん微小環境を改善させる事を目的としたがん治療抗体で、抗CXCL1/2/3/5抗体の投与により腫瘍中の間質を減少させ、ICIなどの抗がん剤の効果を高める事が期待されています。

【本件に関する問い合わせ】
株式会社カイオム・バイオサイエンス IR担当
電話:03-6383-3561

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