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最終更新時刻:17時11分

「正しい言葉なのに伝わらない」のはなぜか?~ゴウリカマーケティング 第1回マーケティングフォーラム開催レポート~

2024/08/21  ゴウリカマーケティング 株式会社 

編集家・松永光弘氏による「ささる言葉のルール」セミナー&企業交流会




「人に寄りそう合理化」で企業変革をサポートするゴウリカマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岡本賢祐)は、2024年7月12日(金)に渋谷のTRUNK(HOTEL)にて「第1回マーケティングフォーラム」を開催しましたことを報告いたします。


販促や告知といった企業から発信する言葉に求められるのが受け手に「ささる」こと。2024年7月12日に開催した「第1回マーケティング フォーラム」では、受け手に届くだけでなく、納得や共感をしてもらえる「ささる言葉」をテーマにしたセミナーとワークショップを行いました。




講師:編集家 松永 光弘(まつなが みつひろ)氏ブランディングや広報、教育、地域創生など、さまざまなシーンで「人、モノ、コトの編集」に取り組む編集家。クリエイティブ書籍編集の第一人者であり、顧問編集者のパイオニア。『伝え方──伝えたいことを、伝えてはいけない。』などの著書がある。






司会進行:石井 しおり(いしい しおり)氏フリーアナウンサー。元九州朝日放送、北海道文化放送のアナウンサーを経て、2018年からフリーに。現在は、日本テレビ「ZIP」やBS-TBS「トレンド・クリップ」のナレーションを担当するほか、イベントのMCやリポーターとして活躍。




「ゴウリカマーケティングフォーラムについて」
「ゴウリカ マーケティングフォーラム」は、企業の「合理化」に向けた業務やミッションに関連するトピックを取り上げ、著名な講師を招いたセミナーやワークショップ、懇親会を含むクライアント様向けのイベントです。
第1回は、東京・渋谷のTRUNK(HOTEL)CAT STREETにて開催。編集家の松永光弘氏を講師に迎え、「ささる言葉」をテーマに販促や告知などに役立つ、受け手に「ささる」言葉について講義していただきました。
▼マーケティングフォーラム開催概要は以下より
https://gourica.co.jp/news/20240705/


セミナー「ささる言葉のルール」
前半のセミナーでは「ささる言葉のルール」と題して、講師の松永氏が4つのポイントを解説しました。
1.ビジネス界にはびこる「正しい」のワナ
2.ささる言葉は「正しい×おもしろい」
3.企業コミュニケーションにおける「おもしろい」とは
4. 伝えたいことを伝えてはいけない




1.ビジネス界にはびこる「正しい」のワナ


「ビジネスでは客観的合理性が重視されます。だから企業で働いていると、どうしても「正しさ」だけに目を向けがちになるんですね。でも、一般のコミュニケーションでは、正しさだけが重要なわけじゃない」

「言葉を受け取る側は、合理性だけでなく、感覚的に物事を判断します。いくら正しく論理的だったとしても、感覚的に受けつけなければ共感しません。正しいだけでは相手には伝わらない。ささらないんです」




2.ささる言葉は「正しい×おもしろい」






「ささる言葉をつくるためには、『正しさ』と『おもしろさ』が必要」

「この組み合わせで最も相手にささるのは、『正しくて、おもしろい』。では2番目にささるのは・・・」




3.企業コミュニケーションにおける「おもしろい」とは
「おもしろさ」にもいろいろありますが、企業のコミュニケーションに求められる「おもしろさ」は、「笑い」のおもしろさではなく、「興味深い」おもしろさ、と松永氏。
言葉を投げかけられたときの受け手の感じ方として、以下3通りがあるとのこと。

「当然でしょ(既知)」「そうかも(伏知)」「なにそれ?(未知)」


<例> 仮にビールについて提案する場合
- 「ビールを飲むと酔います」⇒当たり前(既知)
- 「ビールの成分のひとつであるトレオニンを発見したのは、ウィリアム・カミング・ローズという人です」と話す⇒ほとんどの人は「なにそれ?」と困惑し、素通り(未知)
- 「ビールを飲むと脳の血流が良くなって、発想がわきやすくなるんです」⇒そうかも(伏知)


松永氏曰く、「既知」と「未知」の間にある、まったく知らないわけではないけれど、知っていたとも言えない意識下にある「そうかも」といえるものを「伏知」と呼ぶのだとか。

「人は身近なものに興味を持ってくれやすい。伏知は日常生活の違和感や小さな不満から見つかります。小さな不満の先にある理想、それが伏知。」






会場の参加者からは、伏知はマーケティングの言葉でいう「インサイト」と似ており、非常に共感できるとの声が上がりました。


当日のセッションではその後、4. 伝えたいことを伝えてはいけない~来場者参加型のワークショップ「ささる言葉を考えてみよう」へと進行します。



▶ワークショップ後の懇親会も盛況に
ワークショップ終了後、お食事をご用意した懇親会を実施。ご参加者様同士や当社メンバーと名刺交換をされたり、会話に花を咲かせたりと、普段顔を合わせることのない他社の販促・マーケティングご担当者様同士の貴重な交流の場となりました。



盛況のまま幕を閉じた、第1回目のゴウリカ マーケティングフォーラム。「次回もぜひ参加したい」と大変ありがたいお言葉もたくさんいただきました。今後も皆様が継続的に学び、交流できる場を作っていきたいと考えています。


本レポートではご紹介しきれなかった全貌を、下記にてご紹介しております。
ぜひご覧ください!
アフターレポートの全貌はこちらから






【会社概要】
名称:ゴウリカマーケティング株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷1-10-9 MIYAMASU TOWER
代表者名:岡本 賢祐
資本金:100百万円
事業内容:マーケティング部門のDX推進サービス、販促物(カタログ、POP、ディスプレイなど)に係る一連のサプライチェーン最適化実現のサービス、マーケティング部門への業務効率化システムの提供、マーケティングROI最適化支援(データ分析)
備考: 2023年6月にフェムトパートナーズの支援を受けてMBOを実施し、コニカミノルタグループから独立
コーポレートサイト:https://gourica.co.jp/


〈関連リンク〉
▶事業拡大のために、大阪、名古屋、新潟に新拠点を開設。(2024年2月1日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000130638.html
▶地域における企業変革の促進に貢献すべく、静岡銀行と融資契約を締結。(2023年12月21日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000130638.html
▶ゴウリカマーケティングの新たな展開に向けて(2023年6月1日)
https://gourica.co.jp/news/20230601/

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