学生がRFIDを活用し新たなサービス・コンテンツを企画
サトーホールディングス株式会社(本社:東京都港区、以下「当社」)は、専修大学ネットワーク情報学部との協働学習を実施いたしました。2024年7月22日(月)には専修大学の演習の一環として「急がば回ってみたくなる(かもしれない)展」を開催し、新たなサービス・コンテンツの発表会を行いました。
専修大学ネットワーク情報学部との協働学習の目的
専修大学とサトーが協力し、教育研究活動を情報通信産業や地域社会へ還元すること、また、情報交換を通じて情報通信産業や地域社会の発展に貢献することを目的に実施しました。
教育プログラムへの参画、RFIDを通じて自動認識技術の学習機会を提供
ネットワーク情報学部Dコースの2年生全員が参加する基礎演習Dは、ITビジネス、フィジカルコンピューティング、メディアコミュニケーション、コンテンツデザインの4つのプログラムを統合した演習です。この演習では、下記の基礎的なスキル取得をめざし学習を行います。
- Discovery(発見): ものごとを観察し、多様な角度からヒントを見つける力
- Design(設計): 試行錯誤の中で新しい意味を生み出す力
- Demonstration(実践): 実際の社会で行動し、アイデアを伝える力
今回の演習テーマは、学生の視点で「移動」や「外出促進」について考え新たなサービス・コンテンツを企画・提案することでした。この題材のひとつとして当社が協力し、国内外で活用が進むRFIDを通じて自動認識技術を学習・体験する機会を設けました。
「急がば回ってみたくなる(かもしれない)展」
「コスパ・タイパのような“効率性のものさし”ではなく、世界を移動すること、そのなかで感じることの“もうひとつの価値のものさし”を見つけてみよう。」をコンセプトとして2024年7月22日(月)に専修大学内で開催。学生の皆さんがMaaS(Mobility as a service)、外出支援、位置ゲームなど身体を伴う移動を楽しく変える活動をテーマに、45グループが新たなサービスやコンテンツの展示とプレゼンを行いました。学生ならではのRFIDを絡めたアイデアが複数展示されました。
当社は、産学連携による協働学習のみならず文化支援活動や医療啓発活動への協賛など、多様な機会を通じて社会の未来づくりをめざしています。今後も積極的に教育支援の機会を創出し、学生の方々の未来を後押ししてまいります。
サトーホールディングス株式会社 概要
サトーグループは、90を超える国・地域でビジネスを展開する創業1940年のグローバル企業グループです。バーコードやRFIDなどに代表される、自動で情報を認識・入出力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(2024年3月末時点、連結売上高1,434億円)。
所在地 :東京都港区芝浦3 丁目1 番1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
代表者 :代表取締役 社長執行役員 グループCEO 小沼 宏行
資本金 :84 億円
企業HP :
https://www.sato.co.jp/
事業内容:自動認識ソリューション商品(ラベルプリンタ、RFIDプリンタ、自動貼りロボット、ソフトウェア、シール・ラベル、RFIDタグ、ハンドラベラー等)の企画、開発、設計、製造、販売、保守。バーコードリーダー、RFIDリーダーなど他社周辺機器を組み合わせた総合的なソリューションの企画提案を行うグループ内傘下子会社の経営戦略策定・経営管理。