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最終更新時刻:17時11分

落合陽一個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」仏像、茶室の次は…鰻屋と鮨屋!?新作インスタレーション発表

2024/08/06  東京建物 株式会社 

BAG-Brillia Art Gallery-にて9月7日(土)より開催

東京建物株式会社は、2024年9月7日(土)から10月27日(日)まで、東京建物京橋ビル1階の「BAG-Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー、以下「BAG」)」で、デジタルアーティスト落合陽一氏の個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ト゛ラコ゛ン(ひるよるのあいかわるわきもかみほとけ:すしぬる∴うなぎどらごん)/ Divine Duality: Sushi, Null, and the Eel Dragon in Edo's Cyclical Time and Space」を開催します。



今回の個展が開催されるBAGは、東京駅の東側に位置するYNK(インク)エリアに立地しています。YNKとは、八重洲(Yaesu)、日本橋(Nihonbashi)、京橋(Kyobashi)の頭文字をとったエリアの通称であり、古くは江戸城への物資と食の供給を担う職人と商人が全国から集まったまちでした。それらが時を経て、現在のビジネスの集積や鮨・うなぎ・そば等の日本を代表する食文化の発展やアート産業の集積につながっています。
本展の準備にあたり、落合氏はYNKのまちで、老舗を営む人や有識者へのインタビュー、フィールドワークなどを重ね、YNKエリアの歴史・文化を深く調査・研究し、江戸の伝統を現代的に表現した「一仏五鮎八鰻三角縁仏獣鏡(いちぶつごでんはちまんさんかくぶちぶつじゅうきょう)」と「鰻ドラゴン」の彫刻をはじめとした作品が生まれました。ホワイトキューブのギャラリーに鰻屋・鮨屋が混在する空間を創出し、昼夜が切り替わりながらサイクルしていく新作インスタレーションです。
展示概要・作品詳細
・ BAG内展示スペース「+1」『鰻屋 鰻龍』
・ BAG内展示スペース「+2」『鮨ヌル』
作家ステートメント
「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ト゛ラコ゛ン / Divine Duality: Sushi, Null, and the Eel Dragon in Edo's Cyclical Time and Space」は、江戸時代の宗教的空間を考察し、落合氏が長年追求してきたデジタルネイチャー・計算機自然という哲学体系を基盤に時間と空間の循環的な性質を探求する展覧会です。
展示の中心となるのは、江戸文化の現代的解釈による彫刻作品「鰻ドラゴン」と前年の作品「オブジェクト指向菩薩」や一昨年の作品「ヌル即是色色即是ヌル」から発展したヌルの御神体「一仏五鮎八鰻三角縁仏獣鏡」などです。これらの作品は、落合氏の芸術における「ヌル」の概念を体現しています。「ヌル」とは、計算機科学におけるnull概念を指し、仏教でいうところの「空」を表現します。
展示の準備にあたり、落合氏は八重洲・日本橋・京橋地域の歴史を深く調査しました。そこから生まれたのが、本展の中心となる二つの彫刻です。仏教的現代要素を神仏習合の一つとして発展させた「一仏五鮎八鰻三角縁仏獣鏡」と、龍神の転生した「鰻ドラゴン」を融合させ、昼夜が切り替わりながらサイクルしていく展示を構想しました。
本展は、落合氏が長年培ってきた哲学と美学を結晶化した作品であり、江戸の宗教的空間と現代的デジタル表現の融合により、時間と空間、聖と俗、現実と非現実の二元性を越境します。計算機自然の視点から観客を江戸の豊かな文化的遺産と現代社会の複雑さが交錯する新しい芸術体験へと誘うことでしょう。

「鰻ドラゴン」イメージ

落合陽一(Yoichi Ochiai)プロフィール

落合陽一撮影:Jun Sugawara

メディアアーティスト。1987年生まれ。2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。近年の展示として「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」(北九州, 2021)、「Ars Electronica」(オーストリア, 2021)、「晴れときどきライカ」(ライカギャラリー東京,京都, 2023)、「ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒」(Gallery & Restaurant 舞台裏,2024)など多数。また「落合陽一×日本フィルプロジェクト」の演出など、さまざまな分野とのコラボレーションも手掛ける。
開催概要

BAG-Brillia Art Gallery-について
2021年10月に、東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリーです。「+1」「+2」という2つの展示スペースで構成されています。
東京建物は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。
今後もBAG-Brillia Art Gallery-では、アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、さまざまな視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していきます。
公式サイト:https://www.brillia-art.com/bag/







本活動は、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化支援による豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。




以上
プレスキットダウンロードURL
https://www.dropbox.com/scl/fo/118uyw3hbilhzomt6jwwj/ADmVxXGaN0AEegKdqcHwIvQ?rlkey=o03cv6bztg7iij78puz1pqgfv&st=n0xyxnjj&dl=0
                                            
【本件リリースに関するお問い合わせ】
「落合陽一個展」 広報事務局(株式会社クオラス内) 担当:大下、鈴木
e-mail : brilliaartgallery.unei@pj.quaras.co.jp

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