2024 年 8 月 30 日
筑波大学との「財務分析における AI による異常点検知」に関する
共同研究の実施について
常 陽 銀 行 （ 頭 取 秋 野 哲 也 ） は 、 国 立 大 学 法 人 筑 波 大 学 （ 学 長 永 田 恭 介 ）（ 以 下「 同 大 学 」）と 連 携 し 、「 AI（ 人 工 知 能 ）に よ る 財 務 分 析 に お け る 異 常 点 検 知 」に 関 す る共 同 研 究 を 実 施 し ま す の で 、 下 記 の と お り お 知 ら せ い た し ま す 。
本 共 同 研 究 で は 、 同 大 学 の AI を 活 用 し た デ ー タ 分 析 能 力 を 生 か し 、 当 行 が 保 有 す る財 務 デ ー タ を AI で 学 習・ 分 析 す る こ と で 財 務 分 析 に お け る 会 計 上 の 異 常 点 を 検 知 す るAI 開 発 に 関 す る 研 究 を 行 い 、 融 資 審 査 に お け る 財 務 情 報 分 析 の 高 度 化 を 目 指 し ま す 。
当 行 は 、今 後 と も 、地 域 と の パ ー ト ナ ー シ ッ プ を 生 か し た 産 学 の 連 携 を 通 じ 、地 域 の課 題 解 決 に 向 け た 取 り 組 み を 進 め 、 地 域 経 済 の 成 長 と 活 性 化 に 貢 献 し て ま い り ま す 。
記
1．共同研究の合意日
2024 年 7 月 17 日
2．共同研究の内容
「上場企業を対象とする不正会計検知モデル（特許出願中）」の開発を手掛けた同大学ビジネスサイエンス系の尾崎幸謙教授、中村亮介准教授等と、以下の研究を実施します。
研究テーマ
財務分析における AI による異常点検知
研 究 目 的
財 務 分 析 に お け る 会 計 上 の 異 常 点 検 知 を 行 う た め の AI 開 発 お よ び 、異 常 点 理 由 の 調 査 方 法 の 開 発
期間
2024 年 8 月 6 日から 1 年間
内容
・上場企業を対 象とす る 会計上の異常 点を検 知するモデルに、 当行 が保有する財務データなどを AI に学習させ、上場企業 以外にも同等の水準の精度が確 保でき る AI 分析モデル の開 発にむけて研究 を行います。
・当行は、本共同研究により財務情報分析を高度化し、効率的な審査や、審査時間短縮の実現を目指します。
・同大学は、銀行が保有する多くの財務データや知見を活用し、既存の上場企業以外も異常点の検知が可能となる AI 分析モデルにチューニングを行います。
以上
