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最終更新時刻:17時11分

【10年後のIT人材不足に向けて】採用担当者の48.1%が「海外IT人材に採用意欲」

2021/10/19  株式会社 ビーウェルインターナショナル 

~IT企業の採用担当者対象「IT企業の新卒エンジニア採用」の実態調査を実施~

株式会社ビーウェルインターナショナル(本社:大阪市中央区、代表取締役:大亀雄平)は、昨年度新卒採用を実施した、従業員数300名以下のIT企業の採用担当者108名を対象に、「IT企業の新卒エンジニア採用」の実態調査を実施いたしました。



サマリー






調査概要

調査概要:「IT企業の新卒エンジニア採用」の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年9月30日~同年10月2日
有効回答:昨年度新卒採用を実施した、従業員数300名以下のIT企業の採用担当者108名


昨年度の新卒エンジニアの実力に、約6割の採用担当者が「不満」

 「Q1.昨年度採用した新卒エンジニアの実力に不満を感じますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に感じる」が13.8%、「少し感じる」が42.6%という回答となりました。

Q1.昨年度採用した新卒エンジニアの実力に不満を感じますか。
・非常に感じる:13.8%
・少し感じる:42.6%

・あまり感じない:31.5%
・全く感じない:6.5%
・新卒エンジニアを採用していない:5.6%


昨年度の新卒エンジニアの採用人数に、約6割の採用担当者が「不満」

 「Q2.昨年度採用した新卒エンジニアの人数に不満を感じますか。」(n=102)と質問したところ、「非常に感じる」が19.6%、「少し感じる」が40.2%という回答となりました。

Q2.昨年度採用した新卒エンジニアの人数に不満を感じますか。
・非常に感じる:19.6%
・少し感じる:40.2%

・あまり感じない:32.4%
・全く感じない:7.8%


人数不足から、「お客様の配属希望に応えられなかった」「進めたい仕事があっても手が回らない」などのエピソードも

 「Q3.Q2で「非常に感じる」「少し感じる」と回答した方にお聞きします。人数不足から、不満を感じたエピソードがあれば、教えてください。(自由回答)」(n=61)と質問したところ、「お客様の配属希望に応えられなかった」「進めたい仕事があっても手が回らない」「どの現場でも慢性的に人材と人員が不足している」など50の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・43歳:進めたい仕事があっても手が回らない。
・58歳:お客様の配属希望に応えられなかった。
・58歳:採用数を決めたのは当社の判断であるが、社の受け入れ態勢の弱さを感じている。
・47歳:ここ数年に渡るIT業界の受注拡大に、どの現場でも慢性的に人材と人員が不足している。
・82歳:各部署への配置ができない。
・49歳:仕事量は増えているのに見合う数の採用数では無い。結局外部から人を借りている期間が長いため、採用にもっと力を入れたほうがいいと感じた。
・63歳:教育してもモノになる確率が悪く、退職も見込んで多めに採用すると更に質が下がる。


約9割のIT企業で「エンジニアが不足」

 「Q4.あなたの会社において、現在ITエンジニア人材は不足していますか。」(n=108)と質問したところ、「かなり不足している」が28.8%、「少し不足している」が56.5%という回答となりました。

Q4.あなたの会社において、現在ITエンジニア人材は不足していますか。
・かなり不足している:28.8%
・少し不足している:56.5%

・あまり不足していない:11.1%
・全く不足していない:3.6%


約7割が「2030年には最大約80万人分の人材が不足」という経済産業省の調査結果を「既知」

 「Q5.2018年に行われた経済産業省の調査では、今後IT人材がさらに不足すると予測されています。特に2030年には最大約80万人分の人材が不足すると言われていますが、この事実を知っていましたか。」(n=108)と質問したところ、「知っていた」が67.6%、「知らなかった」が32.4%という回答となりました。

Q5.2018年に行われた経済産業省の調査では、今後IT人材がさらに不足すると予測されています。特に2030年には最大約80万人分の人材が不足すると言われていますが、この事実を知っていましたか。
・知っていた:67.6%
・知らなかった:32.4%


約半数の企業が、海外IT人材の採用に「興味」

 「Q6.IT人材不足の解消のためには、海外IT人材を採用することが1つの手ですが、海外IT人材の採用をしたいと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に思う」が8.3%、「少し思う」が39.8%という回答となりました。

Q6.IT人材不足の解消のためには、海外IT人材を採用することが1つの手ですが、海外IT人材の採用をしたいと思いますか。
・非常に思う:8.3%
・少し思う:39.8%

・あまり思わない:34.3%
・全く思わない:17.6%


海外のIT人材「語学力が高く、日本語での意思疎通ができる点」を74.1%が重視

 「Q7.もし海外のIT人材を採用するとしたら、どのような点を重視しますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「語学力が高く、日本語での意思疎通ができる点」が74.1%、「日本文化への理解があり、職場に馴染み易い点」が56.5%、「若さ」が15.7%という回答となりました。

Q7.もし海外のIT人材を採用するとしたら、どのような点を重視しますか。(複数回答)
・語学力が高く、日本語での意思疎通ができる点:74.1%
・日本文化への理解があり、職場に馴染み易い点:56.5%
・若さ:15.7%

・リーダーシップ:12.0%
・地理的な近接性から、生活習慣が似ている点:11.1%
・特にない/わからない:10.2%
・その他:4.6%


他にも「コミュニケーション能力」「技術力、責任感」「直ぐに辞めないこと」などを重視する声も

 「Q8.Q7の他に、もし海外のIT人材を採用する場合重視する点があれば教えてください。(自由回答)」(n=108)と質問したところ、「コミュニケーション能力」「技術力、責任感」「直ぐに辞めないこと」など71の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・57歳:真面目で正直な人材を求める。
・30歳:コミュニケーション能力。
・66歳:協調性。
・58歳:開発プロセスの理解度。
・52歳:技術力、責任感。
・47歳:直ぐに辞めないこと。
・61歳:コンプライアンス、セキュリティに対する意識が高い人材。
・49歳:チャレンジする力だけでなく、ディテールにこだわるセンス、能力。


まとめ

 今回は、昨年度新卒採用を実施した、従業員数300名以下のIT企業の採用担当者108名を対象に、「IT企業の新卒エンジニア採用」の実態調査を行いました。
 
 結果として、昨年度の新卒エンジニアの「実力」や「採用人数」に対し、採用担当者が「不満」を抱えていることが判明。人数不足からは「お客様の配属希望に応えられなかった」や「進めたい仕事があっても手が回らない」、「ここ数年に渡るIT業界の受注拡大に、どの現場でも慢性的に人材と人員が不足している。」などの具体的なエピソードも挙げられました。更に、約8割が「自社(IT企業)でもエンジニアが不足している」と実感していることがわかりました。

 2018年に実施された経済産業省の調査では、「今後IT人材がさらに不足すると予測されており、特に2030年には最大約80万人分の人材が不足する」ことが公表されています。この事実に対し、約7割の採用担当者も内容を把握。現場でのリアルなエンジニア不足を実感しているからこそ、こういった調査にも興味を持ち、情報収集しているのかもしれません。

 国内での人材確保が難しい今、約半数の採用担当者は「海外IT人材の採用」にも興味があると回答しており、採用する人材には、74.1%が「語学力が高く、日本語での意思疎通ができる点」や「日本文化への理解があり、職場に馴染み易い点」を重視することがわかりました。今後、国内での人材確保のみならず、海外人材の積極採用が進むと想定されます。


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http://bwell.jp/korecseminar/2021115-2/


会社概要

設立年  :2020年7月
代表者名 :代表取締役 大亀 雄平
本社所在地:大阪市中央区南船場3丁目10-1 彼谷ビル4階
TEL   :06‒6244‒7774
事業内容 :1.韓国人の人材紹介事業
      2.採用プラットフォーム運営事業
      3.韓国人採用に特化したコンサルティング事業
      4.韓国現地法人ビーウェルコリアのマネジメント事業
      5.その他、上記に付帯する事業
ウェブサイト:https://bwell.jp/korec/
韓国人採用マガジン:https://bwell.jp/korec/magazine/

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