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最終更新時刻:17時11分

株式会社 博報堂からの出資が決定

2024/08/29  株式会社 DG TAKANO 

株式会社DG TAKANOは、環境問題の解決に向けたグローバル展開を強化するため、株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)から出資を受けることになりました。






DG TAKANO(本社:東京都台東区、代表取締役:高野雅彰)は、“世界を節水する”ことを目標に、2009年に最大95%節水できる業務用ノズル「Bubble90(バブル90)」を開発。昨年には、水だけで汚れが落ちる食器「meliordesign(メリオールデザイン)」を開発するなど、水不足を解決するソリューションを生み出してきました。そして現在は、水不足だけでなく食糧不足やエネルギー問題も包括して解決する新たなインフラの導入を進めています。
連携で大きな力を
そのインフラ事業を加速するために、博報堂から出資を受けることが決まりました。社会課題解決型ビジネスに力を入れる博報堂、および博報堂グループで新規事業の開発支援に取り組むスタートアップ・スタジオ、株式会社quantum(クオンタム 本社:東京都港区、代表取締役社長兼共同CEO:及部智仁)と連携。博報堂グループのクリエイティビティを活かした事業グロース経験や企業ネットワークと、DG TAKANOが持つ課題解決のデザイン力を組み合わせて、持続可能な社会の実現に向けたグローバル展開を強化していきます。
サウジアラビアの国家プロジェクトに参画
なかでも力を入れていくのが、サウジアラビアで進められている世界一の環境先進都市をつくるための巨大国家プロジェクトです。DG TAKANOはすでに現地の財閥企業と協定を締結し、キッチンから出る排水や食品残渣を100%循環させて農業用の肥料に変える循環システムの開発を進めています。節水ノズルや、水だけで汚れが落ちる食器、それにディスポーザーやバイオタンクを組み合わせた新しいインフラモデルです。これが実現すれば、砂漠の国、サウジアラビアで大量のエネルギーを使ってつくられている水の節約や、二酸化炭素の排出抑制、フードロス削減などに大きく貢献できます。

国家プロジェクトの代表者たちとシンポジウムに参加

   水と食料の循環システムのイメージ

■リリースに関するコメント


DG TAKANO代表取締役 高野雅彰世界で深刻さを増す水不足などの課題を解決するには、まったく新しいインフラを整備して、人々のライフスタイルを変えていかなければなりません。その実現のためには、中小企業と連携した技術革新だけでなく、大企業や国と連携してビジネスモデルのイノベーションを起こしていく必要があります。今回の博報堂との連携は、まさにそのスタートです。ここから成長スピードを一気に加速させ、海外展開を進めていきたいと思います。



■株式会社DG TAKANO (ディージータカノ)
2010年設立。精密加工を行う技術力とデザインの力で社会課題解決に挑む。
「J-Startup」に選ばれ、「ジャパンベンチャーアワード」も受賞。
代表取締役の高野雅彰は日経ビジネス「世界を動かす日本人50」、日経クロストレンド「マーケター・オブ・ザ・イヤー2023優秀賞」などに選出。
https://dgtakano.co.jp/


樹脂製Bubble90を搭載「meliordesign 5a faucet」
■Bubble90(バブル90)
2009年に開発した業務用節水ノズル。世界で初めて無電力で「脈動流」生成を可能にして「超モノづくり部品大賞」グランプリを獲得。さらに技術革新を行い、海外の硬水に対応した樹脂製モデルを開発。アメリカ・シリコンバレーのデザイン会社と共同開発したユニバーサルデザインのキッチン用蛇口を完成させた。




洗剤を使わず水だけで洗える「meliordesign」
■meliordesign(メリオールデザイン)
磁器の表面にナノレベルの特殊加工を施した防汚食器。水ですすぐだけで簡単に汚れが落とせるため洗剤を使わず、環境負荷を軽減。省エネ大賞2023審査委員会特別賞や、国際的なデザイン賞「レッド・ドット賞」を受賞。「Bubble90」搭載の蛇口と組み合わせて使うことで、最大99%節水が可能に。https://meliordesign.com/products/meliorkitchen



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