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最終更新時刻:17時11分

【アンケート調査】不登校の間、日中は何をして過ごしている?約2人に1人が不登校中の趣味にしているものとは?

2023/09/26  株式会社 成基 

株式会社成基が運営する不登校に関する情報提供メディア「ツナグバ」(https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba)は、不登校の経験を持つ296名を対象にアンケート調査を実施しましたので、その結果を公表します。


調査方法|インターネット調査
調査期間|2023/7/21~2023/8/2
調査人数|不登校の経験を持つ方296名
登校していない間は日中、何をして過ごしている?



最も回答が多かった「趣味や遊び」の内容については後述しますが、その他の回答には「フリースクールや適応指導教室に通っている」「家事をしている」などの回答があり、学校以外のルーティンワークが成立している方が多い印象を受けました。

一方で「何もしない」という回答が2番目に多く「何かしたいが不安で何もする気になれない」「誰とも関わることがないのは辛い」といった声も見られました。学校や保護者以外の、周囲のサポートの必要性を感じる結果です。

不登校の期間、約45%が「ゲーム・スマホ」を趣味に。



「ゲーム」「スマホ」が1位・2位となり、2つの回答を合わせるとおよそ2人に1人が回答している結果となりました。
不登校関連の保護者の悩みの中で、子どものゲームやネット依存に関するものは多いですが、自宅にいる時間が長いためにゲームやスマホへの依存率が高くなる傾向があります。

「やることがなくずっとゲームや動画を見ている」「他にやることがなくなり、ダラダラSNSを見ている」などの回答が多く、生活が代わり映えせず、他に興味を持てることを見つけられないことが原因の一つにあるのではないかと推察されます。

登校していない間、外出や友人と会う頻度はどれくらい?




7割超が、登校しない間「週に一度以下しか外出しない」と回答し、同じく7割の人が「友人と会うことがない」と回答しました。回答者ごとにみると、外出や友人と会う頻度が低い人ほど、ネット・ゲームを趣味にして過ごしていることが多い傾向にありました。

反対に、外出の頻度が高い人や友人に頻繁に会う人は「スポーツ」「テレビ番組」「読書や漫画」といったコンテンツを趣味としている人が多くいました。「友達と一緒にサッカーをしている」「紹介された漫画にはまっている」という回答から、ネットやゲームだけに依存しないためには、周囲との関わりを持つことで興味を広げるためのサポートが必要であると言えそうです。

▼ツナグバ調査|不登校になったお子さんの日中の過ごし方に関するアンケート
https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba/column/about_truancy/questionnaire_futoukou_sugoshikata

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・不登校のお子さんへの対応に関する記事
https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba/column/about_truancy/futoukou-taiou

▼関連メディア
・不登校に関するポータルサイト「ツナグバ」
https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba
・京大生が作る大学受験メディア「スタペディア」
https://kyo-ten.com/stapedia/


会社概要


会社名:株式会社成基
代表者:代表兼最高経営責任者 佐々木雄紀
所在地:〒604-0857 京都府京都市中京区蒔絵屋町265-2 SCGビル
設立:1962年5月
会社HP:https://www.seiki.co.jp/
事業内容:成基コミュニティグループは、近畿圏を中心に集団塾、個別指導塾などを運営しており、幼児教育から中高校生の受験対応塾、個別指導塾、放課後デイサービスや通信制学校など幅広い教育サービスを手掛けています。生徒一人ひとりに向き合う指導が特徴で、個別最適化した教育と環境を必要に応じて提供しております。

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