株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤正雄)は、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+(コルクプラス)」にて、3DCADや点群データで構築した統合モデル空間に、現場カメラやクラウドストレージ、計測データなどを連携して現場ダッシュボードを作成できる新サービスを提供開始しました。
製品ページ(動画付き):
https://kolcx.com/feature/bim4d-dashboard/
■様々なクラウドに散らばった現場データを統合モデルに集約・連携
KOLC+で作成した統合モデル空間に「様々な現場データをリンクしたい」というニーズから生まれた機能です。 簡単な操作でクラウド上に点在するデータを統合モデルに連携することができます。時間軸を考慮した4Dシミュレーションに組み込むことも可能です。
■統合モデルに現場データを貼り込み可能に
統合モデルの自由な位置にWEBカメラやクラウドストレージなどをリンクできるようになりました。バルーン表示機能を使えば、統合ビュー上にリンク先の画面を重ねて表示できます。これにより、統合モデルと現場データを1画面で確認できるようになりました。
データ提供:瀧上工業株式会社様 / オフィスケイワン株式会社様
国土交通省 九州地方整備局 大川高架橋上部工(P39~P44)工事
リンクできるデータ例
国土交通省の河川ライブ映像
クラウドストレージ「Box」や「Dropbox」のフォルダ
KOLC+のフォルダ、写真・動画(360°対応)、帳票など
YouTubeのライブ配信映像
独自クラウドシステムのダッシュボード画面など
■クラウド上で4Dシミュレーションを作成可能に
KOLC+上で任意の3Dモデルにタイムライナー設定(開始日、終了日、タスクタイプなど)を追加できるようになりました。これにより、ファイル単位であれば Autodesk Navisworks(R) を使わずにクラウド上で4Dシミュレーションを作成可能です。
4D工程表のメモ書きとして
4Dシミュレーションの中に「場所」と「時間」を指定したメモ書きとして関連情報を追加することもできます。 リンクの色やラベルはカスタマイズ可能です。
■計測データを3Dグラフでプロット可能に
計測点の座標、計測軸、計測値を含むCSVファイルをKOLC+にアップロードするだけで、簡単に3Dグラフを統合モデル上に生成できるようになりました。 計測点の座標を公共座標系(大座標)で入力すれば、自動的に位置合わせされます。ローカル座標系の場合は、位置合わせツールで3Dグラフの位置を調整することも可能です。
■施工ステータスや計測値をモデル色分けで共有可能に
「CSVファイルの値」と「凡例設定」に応じて、BIM/CIMモデルを色分け表示できるようになりました。例えば、施工状況を色分けして共有したり、計測データが許容値内かを色分けして確認したりできます。
凡例設定について
凡例設定:ラベル、色、データ範囲などをクラウド上で設定可能
CSVの値:文字列と数値に対応
CSVの列:読み取る列名を指定可能(外部システムから出力したCSVファイルをそのまま読み取り可能)
■料金プラン
月額 5万円(税別)
※ 3Dプラン(50GB/100ユーザー)+ 2アプリ の場合
※ 初期費用は不要
製品ページ(動画付き):
https://kolcx.com/feature/bim4d-dashboard/
■KOLC+(コルクプラス)について
BIM/CIMデータ(3DCADや点群データ)をクラウド上で簡単に統合・共有できるクラウドサービスです。国土交通省の直轄工事および業務での情報共有システムとしてもご利用頂けます。
製品サイト:
https://kolcx.com
■会社概要
【株式会社コルク】
代表者:堤 正雄
所在地:東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14階
URL :
https://kolg.co.jp