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ベイシスと丸文株式会社の協業によるローカル5G拡大に向けた無線エリア設計伴走サービスを開始

2024/08/23  ベイシス 株式会社 

2024.08.23 お知らせ

ベイシスと丸文株式会社の協業による
ローカル5G拡大に向けた無線エリア設計伴走サービスを開始

インフラテック事業(モバイルエンジニアリングサービスおよびIoTエンジニアリングサービス)を手掛けるベイシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村公孝、証券コード:4068、以下ベイシス)は、半導体・電子部品、電子応用機器を国内外で販売するエレクトロニクス商社である丸文株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO):飯野亨、証券コード:7537、以下丸文)との協業を2024年7月より開始いたしました。丸文が提供する無線エリア設計伴走サービスにおいて、NW機器ベンダー(※1)およびローカル5G(※2)事業者とエンドユーザーとの伴走役として機器設置の最適化に向けたサポートをより一層推進させてまいります。また、丸文の新サービスである「イーリス顧客ポータル」を活用し、サポート情報などをお客様自身で把握できるようにすることで、運用管理業務の軽減を支援してまいります。

注釈(※1):NW機器ベンダーとは
NW(ネットワーク)機器ベンダーとは、コンピュータ同士をつなげる仕組みであるネットワークを介して、さまざまなデータを送るために必要となるネットワーク機器の製造元、販売供給元のこと。

注釈(※2):ローカル5Gとは
ローカル5G(L5G)とは、大手キャリアが提供する通信回線を利用するのではなく、事業者が5G(第5世代移動通信システム)の周波数を国から直接割当てを受けたうえで基地局を設置し、安定的で高セキュリティな特定範囲のみで利用可能となる通信方法のこと。

〇Ranplan Wireless、および無線エリア設計伴走サービスの概要
Ranplan Wireless(以下、Ranplan社)とは丸文が提供する電波伝搬シミュレーションツールメーカーのことで、無線ネットワークの設計と最適化を支援する高度な電波伝搬シミュレーションツールを提供します。このツールは、屋内および屋外の複雑な環境における無線信号の伝送を高精度にモデリングすることにより、ネットワークのパフォーマンスを最大化させることが可能です。また、屋内および屋外問わずさまざまなシチュエーションに対応可能で、通信インフラの設計者やエンジニアは、通信強度、干渉度、カバレッジなどを詳細に分析したうえで最適なネットワーク配置を判断できます。一方、無線エリア設計伴走サービスは「RanplanProfessional」の基本操作トレーニングの実施やエンドユーザーとの会議参加、そして定例会にて技術支援における伴走サービスを丸文とベイシスより提供いたします。当サービスを活用することで、エンドユーザーの要求や課題を迅速にNW機器ベンダー等の技術部隊へフィードバックすることやシミュレーションツール利用にあたり必要となる技術者要員の確保や教育といった工数を削減することが可能となります。
さらに、
・屋内および屋外対応の3Dモデリングより、それぞれの実環境に合わせたNW機器の設置
・シミュレーションの実施ならびにシミュレーション結果を踏まえた最適な提案およびレポート作成
・操作トレーニングの実施およびQ&A対応
・Ranplan社との英語によるコミュニケーション
といった業務も対応可能ですので、NW機器導入に向けたさまざまな工数を最適化させることが可能となります。

〇当協業による効果
丸文は、今年で創業180周年を迎えたエレクトロニクス商社であり、最先端の半導体・電子部品、電子応用機器を国内のみならず世界約50拠点において、グローバルに展開している企業です。
丸文の強みは、長年の経験で培ってきたローカル5Gに関する技術力です。
今後さらにローカル5Gを日本全国に広めていくことをミッションとして掲げている丸文より、ローカル5Gのシミュレーション実績において日本トップクラスであるベイシスを評価していただいたことが、今回の契約のきっかけとなりました。
当協業を通じて「労働人口減少や、それに伴うICTインフラの構築・運用保守の担い手不足といった、日本に差し迫った社会課題の解決に貢献しつつ、ICTインフラを創り、支える」という想いのもと、今回の協業が実現いたしました。
丸文の強みであるローカル5Gに関する技術力とベイシスの長年の通信インフラ構築におけるノウハウ・スキルを掛け合わせ、ローカル5G導入に関わる事業者側の負担を軽減し、ローカル5Gの全国設置推進、ひいては持続的なICTインフラの実現に寄与いたします。

〇今後の見通し
本協業が当面の業績に与える影響は現時点では軽微であると判断しておりますが、重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合には、速やかに公表いたします。

〇丸文 常務取締役 藤野聡氏のコメント
当社は、「テクノロジーで、よりよい未来の実現に貢献する」を企業パーパスに掲げ、当社が有する高い専門技術と豊富なラインアップ、そこから創出される付加価値の提供により、お客様や社会生活の持続的な成長を支援しております。その中の1つとして注力している分野の1つがローカル5Gインフラ構築支援事業です。今回のベイシス社との協業および無線エリア設計の伴走サービスの提供を通じて、無線ネットワークの事前設計と最適化を支援するサービスを提供します。今後も当社が発掘したユニークな技術と商材を活かし、新たなサービスラインアップの拡充に取り組んでまいります。

〇ベイシス 取締役兼執行役員 佐藤倫大のコメント
NW機器設置やローカル5G構築には多くの工数が必要ですが、ベイシスが創業時から培ってきたモバイルエンジニアリングに関する技術力を活用しつつ、無線エリア設計伴走サービスを提供することにより、エンドユーザーの負担軽減を実現します。
今後もベイシスは、「ICTで世の中をもっと便利に」をミッションに掲げ、持続的なICTインフラの構築・運用保守を実現し、超スマート社会の普及に尽力してまいります。

〇丸文について
丸文は1844年創業、今年で創業180周年のエレクトロニクス商社で、最先端の半導体・電子部品、電子応用機器を国内のみならず世界約50拠点において、グローバルに展開しています。2001年に東証一部(現プライム)に上場、「テクノロジーで、よりよい未来の実現に貢献する」 というパーパスのもと、独自の価値を提供するオンリーワンのエレクトロニクス商社として、常に時代の一歩先を見据え、次のニーズに応えることを目指して事業を行っています。
https://www.marubun.co.jp/

〇ベイシスについて
ベイシスは「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、テクノロジーを駆使しながらデジタル社会のインフラを創り、支える「インフラテック事業」を行っています。通信・電力・ガス等のインフラ事業者様に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。
https://www.basis-corp.jp/

〇ベイシスのサービスご紹介
IoT機器の設置にお困りの方は、以下の当社プラットフォーム「スマセッチ」をぜひご覧ください。「スマセッチ」は、IoT機器などを活用したスマートインフラを構築する際に、機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼可能なプラットフォームです。
https://smasetchi.com/

〇IR メールの配信登録ご紹介
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〇代表取締役社長 吉村公孝のXアカウントご紹介
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以上

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