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最終更新時刻:17時11分

三輪鉄建本社工場新築工事について

2024/08/20  JFEホールディングス 株式会社 

2024年8月20日

株式会社トーセン
株式会社三輪鉄建

三輪鉄建本社工場新築工事について

JFE商事グループの株式会社トーセン子会社で胴縁母屋専業ファブである株式会社三輪鉄建(社長:山本勇造所在地:青森県上北郡七戸町)は、本社工場の老朽化に伴い、生産能力の向上と安全性の確保を目的に現本社工場隣接地に新工場を建設することを決定し、去る6月20日に地鎮祭を執り行いました。

近年、人手不足などが原因で鉄骨製作分業化が進む中、物件の大型化に伴う加工品種やサイズの変化に柔軟に対応できる体制の構築が急務となっています。また、現本社工場は築50年を超え、経年劣化や雪害による老朽化に加え、狭小であるため作業動線の安全性も懸念され、さらに、屋内製品ヤードがないため、積雪時には出荷作業効率が低下するという課題もありました。
今回の投資では、現本社敷地内(18,567㎡)に4,821㎡の新本社工場を建設します。

加工母材や製品を転回移動せずにスムーズに次工程へ送ることができる設備レイアウトとし、さらに屋内製品ヤードを新設することで、作業効率、品質、安全性の向上を図ります。

加工設備は現工場からの移設に加え、アマダ製の最新型複合機、ビームワーカー、バンドソーなどを新たに導入し、これまでの胴縁母屋だけでなく、鉄骨二次部材まで加工領域と対応力を高め、顧客ニーズに応えてまいります。

また、同社の強みである設計部門は設計士が充実しており、顧客からの様々な要望に応えることができる「CAD機能」を活かした事業展開を拡大します。さらに、同社秋田工場と親会社トーセンの東北加工拠点である小牛田と盛岡の加工センターを含めた4拠点で、三輪本社がコントロールタワーとなり工程の一元管理を行うことで生産効率を向上させ、柔軟に対応できる体制を構築します。

工場の設計は株式会社アスコ建築構造室、工事施工は三浦建設工業株式会社が担当します。2024年8月末着工、2025年9月竣工、同年10月稼働予定です。

株式会社三輪鉄建沿革
1971年設立
1997年胴縁母屋加工業へ進出
2008年秋田工場取得
2010年本社工場国土交通大臣認定鉄骨製作工場Jグレード取得
2017年JFE商事グループ入り(出資比率トーセン95%、J鉄建5%)
2022年本社工場国土交通大臣認定鉄骨製作工場Mグレード取得

計画概要
工事名称
株式会社三輪鉄建本社工場新築工事
設計
株式会社アスコ建築構造室
元請
三浦建設工業株式会社
建築場所
青森県上北郡七戸町字立野頭1番1他
敷地面積
18,567㎡
建築面積
4,821㎡
構造
鉄骨造
工期
2024年8月~2025年9月(予定)

お問合せ先
株式会社トーセン人事総務部企画管理室
TEL03-5203-1071

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