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環境省「令和6年度ESG地域金融の普及・促進事業」の採択について

2024/07/12  株式会社 静岡銀行 

2024.7.12

環境省「令和6年度ESG地域金融の普及・促進事業」の採択について

静岡銀行(頭取 八木 稔)では、環境省が実施する「令和6年度ESG地域金融の普及・促進事業(ESG地域課題解決支援プログラム)」の支援先金融機関として採択されましたので、その概要をご案内します。 なお、本事業の採択は、令和4年度から3年連続となりました。

1.ESG地域金融の普及・促進事業について

〇環境省では、環境・社会に対するインパクトの創出、地域の持続可能性の向上等に資する取り組みを支援するため、ESG地域金融の普及・促進事業を実施しています。

〇本事業の「ESG 地域課題解決支援プログラム」では、ESG地域課題を認識・特定し、これらの緩和・解決を目的として持続可能な地域づくりの実現に向けた新たなテーマでの金融機関の価値提供モデルの創出に取り組む金融機関の活動を支援しています。

2.採択された静岡銀行の事業について

事業名
製茶産業の活性化に向けた価値創造の収益創出事業モデルの構築・推進への取組

概 要
〇静岡銀行では、グループの第1次中期経営計画のビジョンに掲げる「未来へつなぐ新たな価値を創造する課題解決型企業グループ」をめざし、地域やお客さまが抱えるさまざまな課題解決の支援に取り組んでいます。

〇また、中期経営計画の基本戦略「地域共創戦略」の一環として、お客さまのESGへの取り組みを資金面から支援するサステナブルファイナンスの推進に注力するなか、「中小企業向けポジティブ・インパクト・ファイナンス(※1) )」等を通じて、地域とお客さまの持続的な発展をめざした伴走支援を実施しています。

〇令和5年度の「ESG地域金融促進事業」では、PIFに取り組まれているお客さまに検討いただく目標指標として、「企業価値向上と社会価値創造の両立につながる共通KPI策定」を行いました。

〇今後も、お客さまの課題解決に向けた伴走支援体制の強化に努めるとともに、地域の持続的な成長をめざして、社会価値の創造と企業価値向上の両立に取り組んでまいります。

〇令和 6 年度は、製茶業者や茶農家に対して、営農型太陽光発電による碾茶(※2)栽培の導入および有機栽培製茶事業への転換を提案することで、製茶業界の活性化および企業価値向上の実現をめざします。

〇本事業を通じて生み出されるインパクトとしては、環境面における「脱炭素化・生物多様性の保全・循環経済の同時実現」、社会面における「事業承継による地域課題解決」などを想定しています。

※1 企業活動が環境・社会・経済のいずれかの側面において与えるインパクトを包括的に分析し、特定されたポジティブインパクトの向上とネガティブインパクトの低減に向けた取り組みを支援する融資

※2 抹茶の原料

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