デンソー福島でインバーター生産開始
～カーボンニュートラルな社会の実現を目指し、電動化製品の生産拡大～
2024年9月5日
株式会社デンソー（本社：愛知県刈谷市、社長：林 新之助、以下デンソー）は、デンソーグループの電動化領域の競争力を高める国内生産体制の強化に向けて、株式会社デンソー福島（本社：福島県田村市、社長：川島 俊哉、以下デンソー福島）でのインバーター生産を開始します。デンソー福島は、従来生産しているカーエアコンやエンジンクーリングモジュール(ECM)などの自動車用熱機器製品やガソリンエンジン用燃料系製品に加え、デンソー福島第2工場内において新たにインバーター生産ラインを立ち上げ、本日9月5日より出荷を開始しました。
デンソーは、自動車の電動化技術において必要不可欠な部品であるインバーターを1997年*から生産しており、その高い性能が多くのカーメーカーから評価され、世界シェア1位を獲得しています。
これまで国内では、電動化のグローバルマザー工場である安城製作所に加えて広瀬製作所で生産していましたが、さらなる電動化加速を見据え、このたびデンソー福島においてもインバーター生産を開始することとなりました。
国内3拠点となった今回の生産拡大により、グローバルでは北米のデンソー･マニュファクチュアリング・テネシー、欧州のデンソー・マニュファクチュアリング・ハンガリー、中国の天津電装電子有限公司、天津電装電機有限公司ならびに電装(広州南沙)有限公司を含む、世界4極8拠点でのインバーター生産体制を整え、世界各地域の需要に迅速に対応していきます。
デンソーグループは、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて重要な役割を果たすインバーターの生産体制強化により、顧客の多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応し、電動化領域の競争力を一層強化してまいります。
*トヨタ自動車株式会社（本社：愛知県豊田市、代表取締役社長：佐藤 恒治、以下トヨタ）の広瀬工場でインバーター生産を行っていた期間を含みます。2020年4月、トヨタとデンソーの電子部品事業集約に伴い、広瀬工場はデンソーに譲渡され、現在の広瀬製作所となりました。
【ご参考】
デンソーのインバーターならびにデンソー福島の取り組みを当社ウェブサイトにて紹介しています。
ぜひご覧ください。
［インバーター］
世界シェアNo.1を誇る、デンソーの「インバーター」開発
https://www.denso.com/jp/ja/driven-base/tech-design/techlinks_electrification_2/
［デンソー福島］
デンソー、「スポーツ」と「水素」で福島の復興を支援
https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2024/20240417-01/
特集ページ：水素社会はもうすぐそこ！？脱炭素化のカギとなる水素エネルギー
https://www.denso.com/jp/ja/driven-base/feature/hydrogen/
エネルギーの地産地消モデルを福島から次世代へ
https://www.denso.com/jp/ja/driven-base/project/fukushima_factory/
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